今夜は夫婦で夜更かしする予定『古見さんは、コミュ症です。』
やあ、僕だよ。
ようやく世間が認知してきた『ヴァイオレットエヴァーガーデン』しかり、作画が神がかっているアニメに心惹かれるのはオタクか否かに関わらず必然なのだと思っている。
(人は美しいものが大好きだ。)
Twitterプロフに書くほどずっとリアタイで追ってた古見さん、何故かラスト2話だけ追えてなくてついに今日最後まで観た。
書くことに限らず、言語化を習慣にしている僕だが、ちょっともうどうしていいか分からない。
今日僕はちゃんとこの素晴らしさを言語化出来るのだろうか(いや、出来ない)。
そうそう、今回は「モテ」についても書いていこうかと思うよ。
さあ、始めようか。
今日も楽しんでくれると嬉しいな。
本作あらすじと感想
最新巻でアニメよりずっと先の進展を楽しんでいる僕なので、正直アニメ発表時は観るか悩んでいた(同じシナリオを別メディアで繰り返し観るタイプでないのだ)。
たまたま1話を観た(ネトフリ限定配信と思われる)ことで久しぶりのリアタイ視聴を敢行。
飽き性の僕にしてはきちんと追えていて、最後までリアタイ完走できるかと思ったのだが、ラスト2話に差し掛かると実家の犬の体調が悪く、上手く視聴が出来なかった。
オンデマンド配信がなかった頃は1度見逃すとDVD発売やレンタルを待たねばならなかったが、良い時代になった。
ペットロスも少し落ち着き、仕事をのんびりしてもいい年末年始の雰囲気と、正月の挨拶を無事に終えられた安心感の中観られたのがよかった。
内容としては絶世の美女子高生「古見さん」が重度の「コミュ症」を抱えながら青春を謳歌する話。
そんな「古見さん」の初めての友だちは心読みが出来る「只野くん」なのであるが、この「只野くん」のイケメン具合が声優と作画の良さでぐんと上がっているので恋愛面の強みが漫画より出ていた。
また、オープニングエンディングも素晴らしい。
特に「相合傘」エピソードを絡めたエンディング芸も相まってとてつもなく「エモ山」さん(エモい気持ちを代弁してくれる作中のキャラクター)だった。
青春を取り戻したい君に、おすすめしたい純度100パーセントなアニメだよ。
相手の気持ちを考えようとする意思を持つことがモテる近道
「モテ」たい。
誰にどのように「モテ」たいか、それは人によると思うのだけれど、誰しもが一度は抱く願望だ。
「モテる」人の必要条件ではないが、十分条件だと思うのは「相手のして欲しいを汲める」こと(容姿がいいと同じくらい「モテ」に近づく条件だよね)。
「相手のして欲しいを汲める」かどうかは今までの経験に依存すると僕は思っている。
そもそも他人の気持ちなど完全に理解出来ないのに、考えようともしてこなかった人間が「して欲しい」を汲むなんて出来るべくもない。
であれば、個人的には手っ取り早く「モテ」たい人には「相手の気持ちを考えようとする意思」を持つことをおすすめしたい。
他人の気持ちが分からないからこそ、「して欲しい」を予想する情報を集めるために経験が必要で、それはやっぱり試みてみないことには始まらないだろう?
なお、僕が今まで見てきた「モテ」てた人々は皆一様に「して欲しい」を汲み取るのがとても上手い人達ばかりだった。
夫はデブサイクで低年収のわりにモテる
最初、納得が行かなかった。
元々の僕らは、出身も所属コミュニティも全く違うので共通の知人がいるわけでもなく、あまり「モテ」る瞬間を目撃するわけではないのだが、たまに何か(同世代の異性だけではなく生き物全般)に「モテ」ているのを目撃すると夫の実力を改めて感じる。
夫と出会うまでの僕は「何だかんだ言って容姿や学歴や収入が前提」だと「モテ」の条件に性格の傾向は弱いと思っていた。
というか、どういう性格が「モテ」るのか共通項も見いだせなかった。
優しくても「モテ」ているわけじゃない。
面白くても「モテ」ているわけじゃない。
愛をたくさん伝えても「モテ」ているわけじゃない。
料理が上手くて尽くすのが大好きな女の子が何故か「モテ」ないのをいくらでも見てきたし、美声の面白イケメンが何故か幾度もフラれたのを見た。
夫の顔色を伺う特性を認めた時、僕は「モテる」性格というのは「相手のして欲しいを汲める」性格なのでは?と気づいた(実際、販売や営業や接客においてこの性格を演出すると顧客の好感度をぐんと上げられる)。
例えば尽くすのが大好きな女の子が何故か「モテ」なかったのは、尽くし方の加減を誤ったせいなのではないかと踏んでいる。
「して欲しい」を汲める人は逐一変わる加減を決して見誤らず、相手の快適さを維持できる。
僕は彼女に尽くされたことはないけれど、セックスする時にぐいぐい来られたら何となく萎えてしまう彼らの気持ちも分からなくはない。
美声の面白イケメンの例もまさにそうで、すごく面白いけれど、本命に対して連絡がマチマチだったり、他の女の子に対しても同じような態度を崩さない。
あからさまに狙ってる感が出てしまうと周囲が気を遣う羽目になるのでそれもどうかと思うが、あまりに特別感がないのも相手からしたら好意が分かりづらいだろう。
「相手の気持ちを考え」る視点があったなら、彼は何度もフラれなくて済んだと思う。
まあ、そういう特別感が欲しい相手と本来付き合いたくなかったのかもしれないが。
(付き合いたくない相手に交際を申し込んでしまうのは若気の至りでありがちな失敗である。)
夫の気持ちを考えてモテたい僕
ほとんど声を出せない「古見さん」の気持ちを汲む「只野くん」は「モテ」る。
ぱっとしない他のスペックをも凌駕する、その条件は「コミュ症」の「古見さん」にとって何より魅力的な条件だ。
僕もプライベート限定「コミュ症」である。
顔色をいちいち伺ってくるのは気に入らなかったが、夫が「気持ちを汲」んでくれるのは本当に快適だった。
彼のすごいところは僕の恋心の盛り上がりに同調し、アピールするのが上手かったところにある。
通常僕は自分が好きになってからじゃないと付き合わないのだが、夫の場合は違う(と僕は主張している)。
夫曰く、「好きって言ってほしそうだったから言っただけ」らしい。
夫自身の気持ちはどうだったのか聞くと「そこは重要じゃない」みたいで「お前が今どんな気持ちなのか興味があった」という。
まさに「気持ちを考えようという意思」が彼に僕の「気持ちを汲」ませ、まんまと快適さにやられてしまった。
夫のよくないところは相手の気持ちにばかり顔を向け、自分の気持ちを蔑ろにするところだったけれど、その辺りは改善傾向にあるし、僕がその分夫の「気持ちを考えようと」してあげればいい(出来てるかどうかは別として)。
そうしたら夫にも「モテ」るし、彼の気持ちも尊重できる。一石二鳥、一挙両得。
目の前にいつも飲まない酒を飲んでいい気分になっている夫がいるのだが、「何故今日に限って酒を飲んだのだろう」。
僕と違って毎年年末年始はきっちり休んでいた夫が、珍しく仕事していたのが理由なのかもしれないな。
今日はマッサージでもしてあげて、明け方の流星群に備えようと思う。
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