心の乱れを処理し、目的を遂行する方法
私は、明日から新しい組織で働く。
土地も上司も同僚も顧客も、全てが変わる新しい環境。
怒られるのではないかという不安。
いい人と恵まれるかもしれないという期待。
環境の変わる前は、心が乱れる。
今回は、環境の変化に伴う心の乱れについて、考えをまとめる。
近頃、こんなことを思った。
「他人が不安に苛まれていても、自身の心が揺れることはない」
家族、恋人など、近しい間柄であれば自身の心にも影響があるが、同僚、ひいては赤の他人の不安に対しては、自身の心が乱れることはない。
同じ不安という現象に対して、自分のことには心が乱れ、他人のことでは乱れない。
そんなに自分が特別なのか。
他人の悩みのように、自身の悩みを捉えることができないのか。
心の乱れを適切に処理できないのだろうか。
そんなことを考えながら辿り着き、とても腑に落ちた知識や考えが、
①社会的現実
②マインドフルネス
③メタ認知
④目的と感情の切り分け
である。
心の乱れに対して、
①社会的現実という前提を押さえた上で、
②マインドフルネスで今の感情を観察し、
③メタ認知で自己の認知のあり方を客観的に把握し、
④目的に対して、客観的に把握した感情を切り離して、遂行する。
という流れである。
①〜④まで無意識的にできるようになれば、
心の乱れを最低限に、余計なことを考えず目的を遂行する。
ということができるだろう。