漫画『七夕の国』の実写化と小説『新世界より』
漫画『七夕の国』は『寄生獣』や『ヒストリエ』の作者でもある岩明さんの作品。冊数も少なくて読みやすかった覚えがある。近々ディズニープラスで実写化作品が配信されるらしい。それもあって、先日岡田斗司夫が『七夕の国』の解説というかあらすじを話していた。
七夕の国のあらすじをすごくざっくりいうと「日本のある村ではとある理由で超能力者が生まれる。その中でも稀に、とてつもない力を持つものが現れて…」といった感じだ。
貴志祐介さんの『新世界より』も似たような設定だ。こちらはSF小説というか未来のお話で、人類は超能力を獲得している。そして、その超能力が暴走したり人を傷つけてしまわないよう自らを進化させた結果、人を攻撃してしまうと自身に対しても能力が発動して自身の命を落とすようになった。そんな世界で、稀に、遠慮なく他者を攻撃できるものが現れて、という話。
読んだきっかけは、ドワンゴの川上量生さんがおすすめしていたから。
貴志祐介さんは推理小説家ということもあって、新世界よりもミステリー感がある。オチが設定してあって、そこに向けて積み木を慎重に積み上げていった感じだった。
新世界よりには、バケネズミという生物が登場する。ダレン・シャンのリトル・ピープルに似ているな、と思った。新世界より スペース リトル・ピープルと検索してみたけど、誰も言及していなかった。
こんなツイートを見つけた
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