見出し画像

あなたの知らない世界 その2

前回の続きです。


簡単なあらすじです。

相手の車が廃車になるほどのバイクの事故を起こしました。

そして、救急車で病院に搬送されてものの、奇跡的に全身打撲とムチ打ちと右手人差し指の骨折だけで済みました。

そして、『入院の必要なし!』と医者に言われて、そのまま加害者の車で家まで送ってもらいました。

翌朝、激痛で目が覚めました。

『あれ?身体が動かない。。。』ダメだ。とりあえず寝よう。

そして、また眠ってしまいました。

もう一度、目が覚めました。

すると、私の横に『!!!」
=====================================

前回の続きです。
↓  ↓  ↓  ↓

目が覚めると、私の横に昨日まで入院していた彼女がいました。
私が起きるまでずっと静かに寄り添っていたみたいです。

ヒョ『えっ!なんでいるの?』

彼女『昨日、退院なのに病院に来なかったから、何かあったのかと思って心配して電話したら…』

ヒョ『心配かけてゴメン…』

彼女『あのね。こんな時に言うもの変だけど…、あなたが好きなの!だから彼氏と別れる…。』

ヒョ『いやいや!それはダメだよ!』

ヒョ『逆の立場だったら辛すぎるよ…』

彼女『私のこと嫌い?』

ヒョ『すっ、好きだ、、けど、、💦』

私の方が先に惚れたのに、予想外の彼女の押しに負けてしまい、相手の彼氏には悪いと思いつつ、その日から付き合う事になりました…。

■霊能者に恋人を霊視してもらったら・・・

そして、付き合って半年が過ぎた頃でした。
美大を卒業した彼女は、希望の就職先が見つかった頃です。

たまたま、母親の用事で霊能者の所に行きました。

霊能者『なんか良いことがあったのか?』

ヒョ『あっ、はい😊彼女ができました✨』

霊能者『ちょっと見てあげるから、彼女の名前と生年月日を教えて💡』

そして、霊能者の方も簡単にアドバイスして終わる予定でした…

霊能者『お兄ちゃん。彼女と結婚したいのか?』

ヒョ『数年ほど付き合って、ゆくゆくは結婚したいです😊』

霊能者『ふぅ…。悪いこと言わないから辞めな!』

ヒョ『えーっ!!!何故ですか!?』

霊能者『そんな事を本当は言ったらいけないのだけど、お兄ちゃんメンタルが弱過ぎるから、先に辛い現実を教えておくよ!』

ヒョ『………。』

霊能者『彼女は短命で長生きできない運命なの!』

ヒョ『!!! 人の運命は変えられないのですか⁉️』

霊能者『あんたはメンタルが弱過ぎるから、あんたと結婚しても運命は変えられない。確実に彼女はあんたよりも早く死ぬよ!その事実を知っても結婚したいのか?』

私は激しく気が動転しました…。

霊能者『そんなに落ち込むな!人には宿命ってものがあって、それを乗り越えるのは本人だけなんだよ。宿命を乗り越えれば運命は変えられる。』

ヒョ『僕ではダメなのですか?』

霊能者『あんたには「自分がない」、常に誰かの意見に振り回されてる。』

ヒョ『しっかりします!』

霊能者『悪いけど、そんなに簡単に人は成長しないよ! 彼女が短命だと分かっていても結婚したいのか?』『もし、子供が産まれたら、お前だけで子供を育てる覚悟はあるのか?』

霊能者『数ヶ月ほど良く考えて、また遊びに来な!」

■自問自答の日々

その話を聞いてからは、彼女と会っても心の奥底では、常に『自分自身に自問自答』してました。

『短命と分かっていて彼女と結婚したいのか?』

『もし、数年で亡くなってしまったら、彼女を救えない私は現実を受け入れらるのだろうか…』

ぎこちない私を察するかのように、そして彼女の予想もしない言葉に私は声を失いました。

『あなたは幸せになってね。』

ヒョ『なんで、そんな事を言うの…?』

抑えていた感情が一気に出てきて、私は涙が止まりませんでした。。。

そして、彼女は大阪の会社に就職が決まり、研修などで会う機会も少なくなり、そのまま自然消滅の様な形で終わりました。

それから数年後に、ある事がきっかけで再び会う事になりますが、その話はまた別の機会に…


■それから9ヶ月後

それから9ヶ月が過ぎたことに、新しい彼女と付き合うことになりました。

実は、この彼女が以前にお話をしていた『タロット占い師のMちゃん』に出てくるYちゃんです。


彼女と付き合って数週間ぐらいの時です、TVで怖い番組を放映していて、その時に『実は、知り合いに霊能者がいるんだよ。』と何気に話してしまいました。

そんな番組を観ていたので、『私も会ってみたい!』という流れになってしまいました。←バカだな俺。。。


そして、数日後にYちゃんを連れて霊能者の方に会いに行きました。

■またまた問題が発生しました。。。

最初は、彼女が質問攻めで『霊って見えるのですか? どうやって、その力を身につけたのですか?』など色々と聞いていました。

霊能者『それで、あんた達の相性を見れば良いわけ?』
霊能者は少しウンザリした雰囲気で言いました。

私とYちゃんは会話を止めました。

霊能者『お兄ちゃん、お前は本当に女を見る目がないな!(苦笑)』

ヒョウガ『えっ、、、😊💦(滝汗💦)』

Yちゃん『え〜っ!!!(なんなの、このおばさん!←心の声)』

霊能者『お兄ちゃん、悪いけどすぐに別れた方が良いよ!!』

ヒョウガ『えっ〜!!!(滝汗💦×5倍💦💦💦💦💦)』

Yちゃん『・・・・・。(お前、初対面なのに失礼だろ!←心の声)』


霊能者『う〜〜〜ん!!! 痛いなぁ〜〜!』

霊能者『う〜〜〜ん!!!痛いなぁ〜!!! わかるだろ!』

ヒョウガ『はぁ???』 一体、俺が何かしでかしたのか?

数ヶ月前に別れた彼女と何か因縁があるのか???

そして、霊能者は、こちらを見ながら言い続けます。
霊能者『う〜〜〜ん!!! 痛いなぁ〜〜!痛いなぁ!!!』

おいおい、俺は何をしてしまったのだろう!!!

混乱する俺(滝汗💦×5倍💦)と、私の方を見ながら不審に思う彼女。。。

そして、意外な結末を迎えるのであった!!!


霊能者の方は、もっと大きな声でこちらを見ながら言いました。

『う〜〜〜ん!!! 痛いなぁ〜〜!痛いなぁ!!!』

私は、その言葉を何度も聞いていられず、、、思わず大きな声で返答しました。

ヒョウガ『あの! 私が何かしてしまいましたか?』

霊能者は『・・・。』

私の言葉を無視しています。。。(滝汗💦×20倍💦)

===================================
本当にすみません。 
この話は過去に体験した本当の出来事で、ちょっとプライベートな事で無料では掲載できません。 


ここから下は有料になります。
ただ、有料部分を飛ばしても、今後の話は理解できますので何卒ご了承ください。


ここから先は

631字

¥ 100

頂いたサポートは、新商品の開発や実験、新しいチャレンジへの資金として有効に活用させて頂きます!