はい、人という字は〜
人と人が繋がって、人間になる瞬間がこの世で1番美しい瞬間だと最近ふと思うのです。
なぜ、「人間」は「人の間」と書くのだろうか。
私たちはなぜ生きているのだろうか。ビッグバンはなぜ起きたのか。
もしも、ビッグバンに何の意味もなかったら、私たちがこの世界に生きている意味はないのだろうか。
この世界に偶然は存在するのだろうか。
ある人は、すべては偶然ではなく必然だといった。果たして、それは本当だろうか。
「なぜ、人は生きているのか?」とある人に聞かれた時、私の中から咄嗟に出た言葉は「繋がるためじゃないでしょうか?」だった。
きっとそれは間違っていない。
私たちは、誰かと、あるいは何かと、繋がるために生まれてきたのではないだろうか。それは、ただの"繋がり"ではない。
頭で認識できる繋がりではない。愛のない、心のない繋がりではない。
言葉、空間、時間、本能をも超越するような繋がりだ。誰か、何かと繋がった瞬間を私たちの先祖は「人間」と呼んだのだろう。
きっと、私たちは1人の「人」としては生きることができない。
人と人が繋がって「人間」になる、この美しい瞬間をわたしは残していきたい。