”選択する”という選択肢
2015年3月17日。大学2年目が終わる春休みに、私はインドネシアにいました。大学が主催している短期海外プログラムに参加していたからです。結果からお話しますと、この10日間の経験がなければ、その先の私の生き方はもっと”順調”であり、そしてもっと”平凡”だったかもしれません。
その日、私たちはジャカルタのゴミが最終的に集まってくると言われている村を訪れました。3月とはいえ、インドネシアは酷暑。暑さが得意ではない私にはその環境は地獄のようでした。クーラーの効いたバスの中で、鳴り