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「ごみ」を愛でよう。「エフォートレス思考」の感想


グレッグ・マキューンさんのエフォートレス思考より、
最も印象的だった言葉。


ごみをつくる勇気


どんな偉業も始まりは「ごみ」のように小さくて未完成なものから始まる。
何かを始めるときのハードルを下げ、背中を押してくれる言葉。
それにしてもごみて。強烈なお言葉、、、

こちらに添えられている、


「自分の中の厳しい批判から、ごみを守る」


という言葉もぐさっと。

noteの記事執筆。
自分でやろうとしてるECサイト。
他に色々考えている企画たち。
「こうだったらいいな」「こんなことやってみたいな」のアイディア。

いろんな「ごみ」が確かにわたしの中でうようよしているが、
公開どころか、そもそも計画段階で他人に話したり、
試作品を見せるだけでも、非常に抵抗を感じてしまう。

どうやらそれは、わたしだけの感情ではなかったらしい。
そして自分の中の厳しい批判は確かに存在していて、
自分のスタートを結構な頻度で邪魔しているようである。

この本を読んで大いに共感したが、
「大きなことに着手する=難しくて大変(努力を要する)」
と捉えがち(少なくとも自分は)。

そうすると、始まりの段階から
「これくらいの完成度でなくっちゃいけない」
「これくらい練り込まれてないといけない」
と力み始めて、

自分の理想とは程遠い自分のアウトプットを見て、
「幻滅」→「見るのも嫌」→「止まる」→「進まない」
という顛末になりがち。

「自分の中の厳しい批判」が決して悪であるとは思わないし、
あるフェーズや状況によっては存分に活躍していただかないといけないと、
個人的には思う。
が、登場していただくタイミングは、自分でコントロールせねばならん。
自分の中の「Mr/Ms.ごみ」たちが育まれるように。

そして、どんなに未完成な「ごみ」でも、
むしろその未完成さを楽しんで、愛でられるようになりたい、、、。

自分の中の企画たちを進める(ごみを育む)上で、
背中を押してくれる、良き本でした。

自分の「場づくり」の野望においても
(「野望」とか言うと大仰に聞こえて気楽じゃなくなるな…「企み」くらいにしておこう。この辺りの、ことばとエフォートレス思考についても書きたいな。)
「ごみ」をつくる自由/楽しさを体験できる、
「ごみ」を気楽に生み出せる、とか、そういうコンセプトを大事にしたいな。
これも、また別途記事に。


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