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mappy3
SDGs 2、飢餓をゼロに
SDGsの17の目標の、2つ目、「飢餓をゼロに」について考えてみようと思います。
世界の77億人のうち、日常的に空腹を抱えている人は9人に1人、8.2億人だといわれています。
日本の人口の6倍以上の人が飢餓に苦しんでることになります。
また、5歳未満の子供の4人に1人は栄養不足で、十分に成長できていないともいわれています。
飢餓の原因となってることの一つに、畑を作るための森林伐採があります。
飢えをしのぐために作った畑なのに、大規模に森を切り拓いたり、中には森を燃やして畑を作る地域もあります。
これによって、環境が大きく変わり、環境破壊、気候変動につながってしまうことで、せっかく作った畑が荒れて土地が枯れてしまうのです。
この飢餓の解決のために必要なことは
・持続可能な農業を支援する
先進国の農業技術を世界で共有し、持続可能な食料生産のしくみを広める必要があります。
・交通網と流通網を整える
インフラを整えることで、生産と物流が繋がり、世界の飢餓をなくすことにつながると言われいます。
・フェアトレード
生産者の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、生産者の労働環境を整え、生産を安定にすることで、飢餓の解決に繋げていく貿易のしくみのことです。
当たり前にあると気づかないですが、基本となる技術やインフラがあることで、豊かさを全ての人が享受できるようになります。
考えさせられると共に、今当たり前にあるものに感謝の気持ちが生まれます。
金賢守(キムヒョンス)