村人Aの頃。

昭和生まれと言ってもいろいろいるだろう
私が小学生の頃にファミコンが発売された
私が高校生の頃にポケベルが流行った
私が短大生の頃にピッチや携帯電話を使うようになった

歳の離れた姉はボディコンを持っていて
遊びで小学生の私も着てみたら…
見事な寸胴海苔巻きが出来上がった笑
うっすらとバブルの残り香があった

子どもの頃は電車の駅には黒板のような掲示板が置いてあり、約束をしている人たちの連絡ツールとなっていた

今考えると面白い、でも確かにそんな時代だった

そんな時代に出てきたテレビゲーム
ドラゴンクエスト発売は社会現象を巻き起こした

あの当時テレビゲームは男の子が遊ぶツールだっただろうか…?
記憶がぼんやりだが、なんとなくそんな空気だったかもしれない…
じゃあ女の子は何をして遊んでたんだろう?
(私は塗り絵や着せ替え人形も好きだったな

とにかく私もドラクエIIIからロールプレイングゲーム(RPG)にハマっていったのだった

ドラゴンクエスト

私が四十路になって勇者になりたいなどと言い出すきっかけのゲームである

罪なゲームだ

現実の世界で勇者を目指している人がどのくらいいるのかはわからないが、自分の人生を重ねるかのようにRPGに常にハマっている大人はたくさんいるのではないだろうか?

私もずっとハマっていた…好きだった…

でもゲームを終わらせて画面を閉じれば
世界を救うために冒険を繰り広げる勇者たちとは全く違う現実の自分がいて
そのギャップはどこか心にしくしくと刺激を与えていた気がする…

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