【時事話題・まさかの衆議院電撃解散】ひょえぱコラム #4【野党共闘崩壊などに有権者、困惑!?】

※このコラムはSNSなどの媒体で得た様々な情報をもとに、前回同様私なりの推測と被害妄想?によって書かれています。拙い内容ですが、気軽に目を通してやってくださいね?!
前回から約1年5か月もの空白が生じてしまいました...。

ついに公示されてしまった。
運命の10月15日である。
ここで、主な各政党・政治団体の擁立状況を与野党・諸派問わず見ていくことにする。

まず政権与党である自民党は総裁含め党執行部のみならず、裏金発覚や政治資金収支報告書未記載等様々な問題を起こした議員に対し、小選挙区と比例代表との重複立候補を認めないどころか、説明が不十分とされた12人もの候補者に対しては党員資格停止処分を下すなど非公認とみなし、それ以外の34人の議員に対しても小選挙区単独のみの公認が許される事態となった。
一部議員は体調面や保守分裂を避けることを理由に出馬を取りやめたが、自民党員資格停止処分を受けたとしても所詮は自民党議員そのまんまである。
自民と連立政権を組む与党である公明党は、裏金議員への推薦に対し、地元の意向を配慮し推薦する判断を下した。なお公明党は小選挙区比例代表並立制移行後、原則として比例重複立候補を行っていない。しかしここでも公示期間中、暴力団等反社との関連性など様々な疑惑も出てきそうである。

一方、野党では立憲民主党や日本共産党はつい最近まで「野党共闘」「立憲野党候補一本化」の姿勢を見せていたが、今回の選挙で立憲民主党は元首相である野田代表を含め一部選挙区で比例重複を見送り、共産側が独自候補を小選挙区で擁立させ約140超の選挙区で立憲民主党と競合が生じるなど、「オール沖縄」勢力や宮城県内全小選挙区など一部を除き野党共闘が事実上崩壊したといえる。
日本維新の会はこれまで公明党と協力関係にあった選挙区で独自候補を擁立し、大阪府内選挙区では一部を除き比例重複を禁止する姿勢に切り替えた。しかし維新の会は歴代所属議員が不祥事を起こすなどの悪事を繰り返し、更に今年に入り地方政治や国政補欠選挙で候補者が相次いで落選、そこへ内紛が生じ党内に亀裂が入るなど今までの勢いはどこへやら...党内は迷走しているのではないか?と評したくなってくる。
れいわ新選組は立憲民主党を「戦わない野党」と非難し、一部選挙区で対抗馬を擁立させる構えを見せた。しかし沖縄県の一部小選挙区(沖縄1区)では候補者擁立を見送るなど一部選挙区で野党共闘の姿勢を見せていたが、消費税減税か廃止を巡っては野党共闘に及び腰な姿勢を見せてしまったともいえる。
参政党は当初の予定を変更し、主なところでは衆議院東京15区補欠選挙で供託金を没収された吉川りなを比例九州ブロック単独出馬へ変更し、後に日本維新の会へ合流した「教育無償化を実現する会」から鈴木敦前衆議院議員、「新党くにもり」から安藤裕元衆議院議員、更には元漫才師を迎え入れ擁立させるなど行った。

諸派では作家(フリーライター)の百田尚樹率いる「日本保守党」が、衆議院議員や名古屋市長を長くつとめた河村たかしを愛知1区に、比例代表には百田代表や東京15区補選に出馬した有本香を含め計30人を擁立する方針である。なお、埼玉県の小選挙区に石濱哲信率いる同名称政治団体の「日本保守党」が埼玉2区・埼玉14区・埼玉15区に擁立させる方針を立てた。この団体では、知事選などに出馬し政見放送やポスターなどで注目...もとい世間を騒がせた「ジョーカー議員」こと河合ゆうすけが出馬を表明している。
国政選挙初参戦となったが現在破産手続中である、かつて政治家女子48党公認で選挙出馬した大津綾香率いる「みんなでつくる党」からは、東京都知事選挙に出馬したAIメイヤー(ジャンボ松田)や過去NHK党公認候補として出馬したことがある林マリアゆきを小選挙区に擁立させ、大津綾香党首も比例重複立候補で出馬する。

一方、前回(第49回)衆院選に出馬するも全員落選、供託金を全額没収された立花孝志率いるNHK党は、今回の衆院選では「基本的に静観するという方向」を打ち出し出馬を見送った。
しかし公示期間中、候補者が死没するか体調不良や公職選挙法違反などの不祥事を起こしたり、所属政党・確認団体の解党や活動停止などに伴う出馬辞退や無所属での出馬を余儀なくされ、選挙区鞍替えや小選挙区単独から比例重複か比例単独への擁立変更に加え、候補者の所属先が起こした不祥事により、選挙時の情勢急変も急転直下で起こりうることもありうる。
とりわけ候補者が前述の公示期間中、病没や体調不良、不祥事を起こした場合などに補充立候補が適用されるケースが起こりうる。国政選挙における補充立候補は今のところ参議院議員通常選挙では一度も生じていないが、衆院選では1980年の第36回衆議院議員総選挙での大平正芳首相急死による適用を含め7件行われた事例があるものの、全て死没によるもので死没以外の理由で行われた例は一件もない。

公示直前には、以下の動向も見られた。
参政党は公示直前である10月13日に街頭演説を行ったが、大阪市などでは元党員党離党者などによる参政党への非難・批判・疑問が書かれたプラカードを掲げる妨害...もといサイレント(沈黙)抗議行動が行われていた。しかし参政党関係者は抗議者が掲げたプラカードを隠し無効化させたり、政治系ユーチューバーなどの取材側に対し妨害ともとれる行為を繰り返すなどの暴挙ともいえる反撃を行った。
神谷代表の秘書自殺事件に対し第三者委員会設置希望を求めてもそれすら行わないなど党が犯した過去の悪事をもみ消し、党が広めたとされるジャンボタニシ農法などのデマ内容コンテンツや過去動画削除等党にとって都合の悪い要素を隠すなど一切の責任を負わない、まさに政党の面をかぶった反社的(カルト)集団ともいえる。

また国民民主党・古川元久元国家戦略担当・内閣府特命担当大臣は自身のX(旧ツイッター)で、「総選挙で都知事選の時のようなポスタージャック作戦による掲示板を埋め尽くす事態がまたどこかで起きないか心配」と発信しているが、これは、仮にもし補充立候補が生じた場合、NHK党・立花孝志関連候補が大量候補者を補充擁立を引き起こすのではないかと予言するなど、選挙管理委員会に対し警鐘を鳴らしていると暗示しているのではなかろうか。

戦後最短といえる、内閣発足後の衆議院電撃解散。あまりにも急すぎた衆議院解散に、有権者はどの候補者を選ぶか、どの政党を選ぶかどうか戸惑いを見せているかもしれない。
しかしながら公示期間中、候補者が急死や不祥事を起こしたりなど、急転直下で補充立候補が適用される可能性もある。公示されて以降も有権者は各確認団体・候補者の動向を見極め、正しい選択肢を選んでほしい。

最後に、急な衆議院解散や候補擁立に対しうんざりしていそうな有権者に、以下の警鐘メッセージを送る。

「途中で大波乱が生じるから、緊張感は常に持て!!」


【編集後記】
何と今回実に久々、約1年5か月ぶりの新作時事話題コラムです。
内閣不信任決議案を完全無視した急な衆議院解散でありますが、公示期間中に出馬した候補者の逮捕や所属先確認団体の解党・活動停止などの様々な波乱が起こって補充立候補や選挙区擁立先変更、更には所属確認団体側が起こした不祥事により選挙時情勢急変などの波乱が起こる可能性は低いが、もしかすると急転直下で起こりうるのではないかと私は推測しています。

参考文献:ウィキペディア等各種ソーシャルメディア

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