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「負の性欲漫画」の時代が来たぞ!

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今まで何度か女流漫画家の作について述べてきました。 基本、それらは本人が自覚しようとしまいと「フェミニズム」漫画、「負の性欲」漫画の側面を持っており、あまりにも偏った性愛観が基礎…
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#BEASTARS

「負の性欲」漫画の時代が来たぞ!

 今回、マガジンというものをまとめてみました。  今まで何度か女流漫画家の作について述べてきましたが、それらnoteはいずれも連作であり、一望するのもひと苦労なので、その目次代わりです。  さて、これら作品は基本、本人が自覚しようとしまいと「フェミニズム」漫画、「負の性欲」漫画の側面を持っており、あまりにも偏った男性観が基礎になっています。  また同時に、近年あまりにも度を超えたような漫画が増えてきた、これはある意味で「コアなフェミニズムが一般女性層に浸透してきた」ことの

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(最終回)

 ――さて、いよいよ感動の()最終回です。  元は匿名用アカウント氏の本作品評への感想であり、まずは本ブログの前回と前々回と前々々回、前々々々回、前々々々々回、前々々々々々回、前々々々々々々回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨したいところですが、まずは匿名氏のnoteをご覧いただいて、そっから(お気に召したら)辿っていただくことを推奨します。  まあ、気が向きましたら、上の第一回から辿ってください、すごい長編ですが……。  それとおわかりでしょうが本作のファン

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その7)

 ――さて、長らくお待たせしました。例のヤツです。  元は匿名用アカウント氏の本作品評への感想であり、まずは本ブログの前回と前々回と前々々回、前々々々回、前々々々々回、前々々々々々回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します……とここまで書いただけでもう、ぐったりとしました。初見の方はまず匿名氏のnoteをご覧いただいて、そっから(お気に召したら)辿っていただくことを推奨します。  後もう一つ、前回記事の冒頭にリンクを貼ります。その冒頭に一応今までのリンク集みた

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その6)

※この記事は、およそ9分で読めます※  ――ご無沙汰しておりました、『BEASTARS』評の時間です。  正確には匿名用アカウント氏の本作評への感想であり、まずは本note前回と前々回、前々々回、前々々々回、前々々々々回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します。  さらに、そもそもの『BEASTARS』も読んでいただくのがベストなのですが、ぼく自身、単行本の最新刊、つまり二十一巻を読んだところです。  実はこれを書いている途中、最終巻の二十二巻が出たのですが

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その5)

※この記事は、およそ11分で読めます※  ――ご無沙汰しておりました、『BEASTARS』評の時間です。  正確には匿名用アカウント氏の本作評への感想であり、まずは本ブログ前回と前々回、前々々回、前々々々回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します(すんません、ぼくのnoteは第一回目だけ載せます。読んでない方はこっから辿ってください)。  さらに、そもそもの『BEASTARS』も読んでいただくのがベストなのですが、ぼく自身、先日ようやっと十五巻までを読んだば

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その4)

※この記事は、およそ11分で読めます※  ――というわけで、続きです。  匿名用アカウント氏の『BEASTARS』評の感想であり、まずは本note前回と前々回、前々々回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します。  さらに、そもそもの『BEASTARS』も読んでいただくのがベストなのですが、ぼく自身、先日ようやっと第二部とも言える十一巻までを読んだばかりで、本稿もあくまで匿名氏の批評を根底に置いたものなので……。 ・兵頭、十一巻まで読んだってよ はい、みなさ

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その3)

※この記事は、およそ13分で読めます※  ――というわけで、続きです。  匿名アカウント氏の『BEASTARS』評の感想であり、まずは本note前回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します。  さらに、そもそもの『BEASTARS』も読んでいただくのがベストなのですが、ぼく自身、先日ようやっと第一部とも言える六巻までを読んだばかりで、本稿もあくまで匿名氏の批評を根底に置いたものなので……。 ・兵頭、四巻まで読んだってよ さて、上にあるように六巻までを読んだ

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む(その2)

※この記事は、およそ9分で読めます※  ――さて、続きです。  匿名アカウント氏の『BEASTARS』評の感想であり、まずは本note前回、及び匿名氏のnoteを読んでいただくことを推奨します。 ・エモン、『BEASTARS』を予言してたってよ  さらに、そもそもの『BEASTARS』も読むのがベストなのですが、ぼく自身、先日ようやっと二巻を読了したばかりで、本稿もあくまで匿名氏の批評を根底に置いたものなので……。  前回、『BEASTARS』を予め「風刺」し、「論破」

「漫画『BEASTARS』から読み取る、女性に内在するフェミニズム的性向」を読む

※この記事は、およそ12分で読めます※  え~と、すみません、例のジョン・マネーについての記事の再掲を、しばらく行うつもりが、また新ネタ。再掲の方は後に回すので、しばしお待ちを……。  さて、匿名用アカウント氏のnoteが話題になっています。 『BEASTARS』という『週刊少年チャンピオン』連載の漫画を材に採ったもの。 ・兵頭、『BEASTARS』読んだってよ が、当然ぼくは未読だったがため、大慌てで漫画喫茶に飛び込むことになりました。  読んでみると巧みに描かれた、