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熱狂の渦が生まれたSHEアワードから1週間。ふうふの2年の軌跡を届けたプレゼン原稿を、最高のデザインと共に公開します。

熱狂に包まれたSHEアワードから、早1週間。

Final Stage挑戦者として参加した
SHE BEFORE AFTER AWARD2022
通称SHEアワードから、
早くも1週間が経ちました。

あの熱狂で満ちて、
夢の中にいるような、尊い1日。

終わってからもしばらくふわふわとしながら
日々を過ごしていました。

1週間経ってようやく、記憶が新たなうちに、
やってきたことを形に残しておきたいなあ
という気持ちが芽生えて来ました。

最高のデザインと共に、プレゼン原稿を公開します

SHEアワード振り返りの第一弾として、
スライドデザインと共に原稿を公開します。

今回わたしは自分が発表の準備に集中できる
状態をつくっていくために、
デザインパートナーとして
たまさんに依頼をしていました。

たまさんはわたしのWEBサイトも制作してくれた
大切な友人であり、心から尊敬する
デザインのプロ中のプロです。

今回もわたしの言葉にならない思いや感情も
丁寧に汲み取りながら、スーパータイトな
納期でデザインを仕上げてくれました…!

彼女の最高なクリエイティブも
ぜひ噛みしめながら、
読んでもらえたら嬉しいです。

*各章のタイトルは、
このプレゼンの「起承転結」を
整理した際につけていたものです!

*本番はアドリブを結構入れているので、
原稿と違うところも多々ありますが‥
こちらがありのままの最終原稿です^^

わたしが自分を最優先に生きると決めたから、ふうふで変われた

一見、ただのメモに見えるこの紙たち。
皆さんには何に見えますか?

これはわたしと夫がすれ違いの日々を
送っていた時に、
お互いに宛てて書いた置き手紙です。

その数、185枚。

会えない日々は、こんなにも
積み重なっていました。

今、わたしたちはお互いに仕事を辞めて独立し、
ずっと憧れだった湘南へ移住しました。

今では1日3食一緒に食べることが当たり前です。
もう、寂しさを埋めるための置き手紙は、
必要ありません。

すべての変化のきっかけは、
わたしが違和感に気付いてしまったこと。
気付いて、ついに
放って置けなくなってしまったこと。

「すれ違いの日々が当たり前なんて、
やっぱり、おかしい。」

そこから、すべては始まります。

今日はわたしたちふうふのこの2年の物語を、
そしてこれからの夢を、お話させてください。

ふたりで過ごせない違和感を見過ごせなくなり、理想を糧に猪突猛進で自分が変化

わたしたちはお互いに新卒で入社した、
ホテルを運営する会社で出会い、
2018年に結婚しました。

わたしは広報、夫は調理の責任者を任され、
お互いにやりがいのある仕事を
していたと思います。

一方で日々は圧倒的に
仕事を中心に回っていきました。

1日の中でふうふで過ごす時間は
一緒に朝ごはんを食べるたったの30分、
それだけ。

そんな毎日が、当たり前になっていました。


大きなプレスリリースの公開や、
メディア招致のイベントなど、
業務がギュッと立て込み、
心も体も疲れ切って早退した日のこと。


いつもより早めの時間にお風呂に浸かり、
ふうと深く呼吸をした時。

「自分をこんなに苦しめてまでやっている、
この忙しさはなんのため?
わたしは当たり前に大事にすべきことを
見失っているかもしれない
…」

本当にわからなくなって、
一気に虚しさが押し寄せてきました。

体も心も、十分にわたしにサインを出している。

違和感の存在に、
はっきりと気づいた瞬間でした。
こうなったら、もう無視はできない。

そんな時に自分の心に
火がつくきっかけがありました。

それは友人ふうふが
車で日本一周を始めた、という投稿。

ふうふで旅をしながら、
いろんな土地の魅力をふたりで感じられる。
こんな生き方もあるんだ!!

目の前のことに忙殺されていた自分が、
久しぶりに心に火がつく感覚を思い出しました。

すぐに友人にLINEしました。
「こうなったときの自分の行動力には
自信あり!」と書いています。

今と変わってなさすぎて、笑ってしまいました。

そう、わたしはこれまでも
自分の心に火がつく感覚に気付いたら、
1秒でも早く行動しないと
いてもたってもいられない性格
だったんです。

身軽な働き方と暮らしを手に入れて、
ふうふで一緒に
いろんな場所を旅してみたい!

やりたいことを見つけたわたしには、
もうやるしか選択肢がありませんでした。

まずわたしから、身軽な働き方を実現しよう、
そう思いました。

そうして実現の場を調べている中で
SHEに出会いました。

入会してみて、自分の夢に近づくために
新しいことを学ぶ日々は、
眩しくてずっと心に火がつきっぱなし。
楽しくて仕方ありませんでした。

でもスキル以上に変化が大きかったのは
マインドでした。

SHEメイトのお約束の中に
「夢はどんどん人に伝えよう」とある通り、
誰が何を言っても決して馬鹿にしない、
温かな空気があったんです。

それが夢を語ることのハードルを
グンと下げてくれました。

誰にも言えなかった本当の思いを、
オンラインでつながった仲間へ
曝け出している自分がいました。

こんなに自分のことを
話せる友達ができるなんて。

自分が苦労せず当たり前にできるようなことでも
喜んでくれる人がいるなんて。

SHEに入った当初は、
WEBデザイン、ライティング、マーケティング…
いつでもどこでも働けるスキルを
とにかくたくさんつけて、
何にでも対応できる最強の自分になろう。
そんな気持ちでいました。

でも、そうじゃなかった。

わたしが好きで得意で
自然にやってしまうようなことを、
磨いていけばいい。
わたしの価値観を理解して
「あなたと一緒にいたい」と
思ってくれる人といたらいい。

心からそう思えたことで、
たくさんスキルを身につけた
「新しい自分」になることを手放しました。

削ぎ落として削ぎ落として、
「わたしのやりたいことを中心に生きてみよう」と決めました。

そうして勇気を出して、
新卒からずっと働いていた会社をやめ、
不安でぐちゃぐちゃにもなりながら、
フリーランスの広報として歩き出しました。

でも本当に変わりたかったのはふたりで。ここからまた新たなスタート。

自分の変化はもちろん本当に嬉しいことでした。
今振り返っても本当にあなたは変わった、
よく努力したねと
自分を自分で抱きしめてあげたい気持ちです。

でもそれ以上に嬉しかったのは、
いつもそばでわたしの味方をしてくれた、
夫にも変化が訪れたこと。

わたしにとって、
夫は誰よりも自分らしい人生を掴んで
幸せになって欲しい人でした。

わたしは、ひとりではなく
ふたりで未来を変えたかった
んです。

自分の変化は、ふたりで夢を叶えるための第1章。
ここからが、本当のスタートでした。


ふたりで変化をすることは、
ひとり以上に難しかったです。

わたしが変化できた理由もきっかけも、
あくまでわたしの場合がそうだっただけ。

それなのに
「あれを見た方がいいよ」
「この人に会ってみたら」

矢継ぎ早に提案してしまうわたしに、
夫はきっと当時、
ストレスや焦りを抱えたでしょう。

友人が家に遊びに来た時
「奥さんがフリーになって
ぶっちゃけどうなん!?」と
直球の質問をされた彼は、こう答えていました。

「悔しいに決まってんじゃん!!」

そうだよね。そりゃそうだ。
もう自分の尺度で人のことを測るのはやめよう。そう思いました。

彼の速度で進むことをもっと見守ろう。
彼の変化のきっかけはきっとどこかにある。
それを掴めるまで、
一緒にたくさん同じものを見て一緒に味わおう。

そう決めました。

一緒にたくさんの土地を巡り、
わたしたちの理想を語り合って、
本当に大切にしたいことは何か、
ふたりで徹底的に削ぎ落として考えました。

ふたりの時間を大切にできること

お互いのやりたいことを応援しあえること

自分たちの得意を還元することで、
地域の一員である実感を持てること

最終的に3つに絞った軸をもとに、
住む場所も、時間の使い方も、働き方も、
ふたりで全部変化させることができました。

自分本位であれば心地よい変化が生まれる。目の前の人を大切にしてわたしは生きる。

改めて気付いたことがあります。

それはわたしがわたしのまま、
自分を最優先に生きていれば、
自分の半径5m以内の人から
徐々に変化は必ず訪れるということ。

「知佳のおかげで自分は変われた」

一番身近で大切な夫がそう言ってくれたことで、
わたしは確信できたんです。

だから今度は1人じゃなく2人で、
さらに届ける範囲を拡げる
チャレンジをしたいです。

一緒に日本中、さらには世界中を旅して
心通う友だちを作って
「あなたのために力になりたい!」と
お互いに還元できる関係性が増えていったら。

想像するだけで心に火がつく、
今の新たなわたしの「ワクワク」であり、
「やらずにはいられない!!」と
感じることなんです。

こうなったらわたしはもう、止められません!

わたしはこれからも変わらない

目の前にある違和感に
目を背けないことを大切に、
自分を最優先にして生きていきます

それは巡り巡って必ず誰かのためになると信じて。

ありがとうございました!

当日の様子はアーカイブで何度でも、視聴可能です

SHEアワード当日の様子は、
とっても美しい映像で残っています。

今回一緒に挑戦した4名のプレゼンは
どれも本当に心に響くものばかり。

このままでいいんだっけ…?と
現状に少しでも違和感をお持ちの方には
ぜひ見てほしい。

きっと自分とぴったり重なる言葉が見つかり、
勇気をもらえるはずです!

そしてこの最高の機会を用意してくれた
SHElikesについてはこちらから。

あなたのきっかけも、ここに、あるかもしれません。

special thanks..💌
デザイン:さとうたまさん
写真:Yikin HYOさん

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