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憧れ

憧れは遠くの空に今でも響いている。
初夏の思い出にその身を委ねれば、
明日の活力は自ずと湧いてくる。
私の勇気よ、前を向いて歩け。

憧れは遠近を繰り返しながら私を揺さぶる。
刺激された私の魂は真昼の太陽のように白い。あまり人を疑うべきじゃない。
青い蟇はどうにも私の心にそぐわないのだが。

さぁ闇よ、その黒いカーテンを開け!
朝日よ、人生の表舞台へ光を刺せ!
人類よ、死ぬべきは今じゃない!

私の魂が光り輝くのは憧れがあるからだ。
憧れよ、現実の川面に浮かんで来い。
私は沈黙の中でその季節を待ち望む。

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