noteで読まれる文章を書くためのたった三つの方法2 論理的に書く
【結論】何をいいたいのかわからない文章はスルーされます
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このシリーズでは、『こんな本を読んだ』の番外篇として、noteで自分が書いた文章を読んでもらうために私がこころがけていることをご紹介しています。今回はその第二回。
2.論理的に書く
noteに投稿する人は、少しでも他の人に読んでもらいたいはずです。日記やメモがわりに書いているので、読んでもらわなくてけっこうという人は、この文章は無視してください。
前回は「読者の立場で書く」というテーマで書きました。今回は「論理的に書く」ということ。
論理的とは筋道がとおっていることです。論理的ではない文章は、意味が通じないか、言いたいことはわかっても違和感を感じさせます。
論理的に書かれていない文章とはどのようなものか。例をあげます。
(1)文の主語と述語とがねじれている
主語と述語が対応していない文です。これを「ねじれている」といいます。気がつかないうちにやってしまうことが多いまちがい。違和感を感じさせ、または意味の通じない文となってしまいます。
たとえば、「私の決意は、大事な酒席で眠り込まないようにします」という文。「私の決意は」という主語と「します」という述語がつながりません。
「私の決意は、大事な酒席で眠り込まないようにすることです」、または、「大事な主席で眠り込まないようにすることが、私の決意です」とすべきです。
(2)情報がたりない
たとえば、「私は読書が好きなので、読書メモは書きません」という文。このままでは意味が通じない。読書メモを書かない理由という情報が不足しています。
「私は読書に没頭するのが好きなので、途中で読書メモをとることはしません」、あるいは、「私は好きな本には没頭してしまうので、読書メモは読み終わってから書きます」などとすれば理解できる文となります。
このほかにも、論理的でない文章には、結論があいまいで何がいいたいのかわからない文章、途中で主旨が変わってしまう文章、支離滅裂な文章などがあります。
論理的に書かれていない、何をいいたいのかわからない文章は、スルーされます。
ビジネス本ですが、これから文章を書こうとする人には必読です。
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読んでいただけただけでうれしいです。