マガジンのカバー画像

茶喰亭日記巻一

93

本

さて茶くらひといふは大茶碗にてひくづにても吉き茶にても茶といへば飲みゐて更に茶の善悪をも知らずおほく飲みゐたるは茶くらひなり

運営しているクリエイター: HYamaguchi

#短歌

2024年10月5日 21:46

報復に報復されて報復しその報復にまた報復す

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。子ども同士の喧嘩で双方が自分が最後にぶって終わりたいから止められるまでいつまでも終わらない、ということがあるが、大人同士、というか国家間でミサイル飛ばしあうとかまったくしゃれにならない。

2024年8月19日 13:33

イルミナティ人工地震江戸しぐさディープステート生物兵器

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。近年研究が進んで陰謀論を信じやすい人の傾向というのがあることがわかってきたそうなのだが、そうだとすれば、ある陰謀論を信じる人が無関係と思われる他の陰謀論も信じやすい傾向にあるようにみえるのはなぜかという個人的に長年疑問に思ってきたことへの回答として納得感がある。

2024年7月22日 22:55

金くいはしかたないけど隠したりごまかしたりはやっちゃだめだよ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。政治資金の話ってなぜか額の話にされちゃうんだが本来は透明性の話なのよね。

2024年7月11日 22:57

あるはずのものがなぜだかみつからずなくしたものがなぜかみつかる

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。さがしものあるあるだが、探してるものが見つからないのに全然ちがうもの、前に探したけど見つからずあきらめてたものなんかがなぜか見つかって「なんで今」ってなる現象、誰にでもあるのかもしれないが、自分にはことさら頻繁に起きるような気がしてならない。。

2024年5月29日 22:38

晴れわたるはるかかなたに同じ空見上げおびえる人たちがいる

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。先日よく晴れた日に、いい天気だなあとのんきに空を見上げていたわけだが、しばらくしてようやく、いつミサイルが飛んで来るかわからない環境にいる人たちもいるのだなあと思い至った。万里同風ということばがあるが、万里といわず1万kmも離れるともはや同じ風は吹いていない。

2023年1月1日 02:00

あたらしき年を電気も暖房もなしに迎える人たちがいる

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。もとよりこういう人がいるのはかの国だけではなかろうが、状況が状況だけにやはり気になる。考えなければいけないことはいろいろあるのだろうが、とりあえずは想像してみるところから。

2023年1月3日 02:34

だれひとり取り残さぬというならばあの人たちを救ってみせよ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。1つ前の歌の続編。SDGsは誰でも取り組めて何やってもやったって言える便利な概念だけど、だからといって本来もっといろいろできるはずの人とか企業とかが簡単にできることばかりやってるというのもいかがなものか的な話。

2022年2月20日 19:04

責めたてるときは強面責められりゃ弱音吐き泣く最強の人

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。特に誰がというのではないがこういう人いるよね、という話。

2022年2月19日 20:46

身を切るといふ改革で切られしは己が身なりと知るときぞ今

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。特に付け加えるまでもなくわかってる人にはわかってるのだろうが、わからない人は最後までわからないのよねこれ。

2021年8月23日 17:22

おれたちはやるがお前はやるなよといわれてハイと聞くわけがない

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。会食も帰省も「守れ」という側が守らないわけで、世間の緊張感がなくなるのはしごく当然。気の緩みは国民よりむしろ為政者の側にあるのよね。

2021年8月9日 19:10

責任はすべて私にあるけれど責任をとるつもりはないよ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。「責任は私にある」と「責任は私がとる」がちがうというのは誰の目にもあきらかなはずだが、どうもこのへんうまく使い分けてる人がよくいるよね。

2021年8月7日 21:32

名前などおぼえちゃいない見てるのは金銀銅の色と数だけ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。オリンピックに関して気に入らないことの1つはメダルにばかり関心が集中すること。4年に一度、国の旗を背負ってメダルにからむときだけもてはやすけどそれ以外は概ね知らんぷりなのよね。

2021年8月8日 17:39

もてなしは酷暑台風あとコロナうさぎ小屋での監禁ぐらし

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。本来いろいろな「お・も・て・な・し♡」が予定されていたのだろうが、インバウンドの皮算用とともにあらかた吹っ飛んでしまった。コロナはさすがに招致の際にはわかるはずもないが酷暑と台風は当然予想できたわけで、その意味では無観客になったおかげで打ち水やら陣笠やらの大スカをやらかさずにすんだのはまだましだったのかもしれん。

2021年6月25日 18:28

復興はならずコロナに勝ちもせず絆断ち切り果ては朝敵

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。金と生活と選挙がかかってるからどうあろうと後には引けないんだろうが、現場は大変だろうな。