白く青い、森。
2022年12月中旬、18きっぷを使って長野~新潟を経由し、遠く青森へ旅をしました。11か月ほど前の旅路で恐縮ですが・・・。
投稿時点から遡ること約一年前、とある事情により、混沌とした思いを日々重ねていました。毎日が辛く、旅自体を中止しようとも考えましたが、旅することが自分らしさを取り戻す一助になるのでは、と考え直しました。
とある事情については、機会があれば別の投稿にて詳述するかもしれません。
DAY1 最寄り駅~(大阪)~米原~大垣~名古屋~中津川~松本~長野
出発日当日、大阪駅で午前中に用事があったため、名古屋駅に着いた時点で昼下がり。在来線プラットフォームのきしめん屋さんで遅いランチをいただきました。
DAY2 長野~越後川口~長岡~新潟~村上~坂田~秋田~青森
1日で進むこのルート、今回が初めてではありませんが、長大な距離もさることながら所要時間もかなり長いため、早朝から深夜まで乗り続ける覚悟と体調を整える必要があります(車内ではなるべく着席し、休養出来そうであればしっかり寝ることをオススメします)。
DAY3~5 青森
12月の厳冬期に好んで北東北へ向かう人は少ないと思いますが、同じ東北エリアの仙台のような煌びやかな街灯りや豪奢な観光地とは無縁だから、非常に微妙なメンタルであっても足が向いたのだと思います。
青森の素朴な美しさと再び向き合い、以前とは違った感動を覚えるのに、絶妙なタイミングだったのだと、今振り返ります。
DAY6~7 弘前
せっかくの青森ステイ、県内の他エリアにも立ち寄りたいな。
というわけで、数年ぶりに津軽鉄道に乗ってみました。名物ストーブ列車にもいつか乗りたいものですが・・・
DAY8 弘前~秋田~新庄~山形~米沢~福島~郡山~会津若松
この日も朝から長大な距離を移動しています。以前に何度か辿ったことがあるルートなので、写真も全く撮っておらず、ホテルにチェックインした後に食べに行った喜多方ラーメンのみ(笑)
DAY9 会津若松~小出~越後川口~戸狩野沢温泉~長野~松本
この日のメインは、全線復旧したばかりの只見線に乗ることでした。
しかしとんでもない誤算・・・。復旧直後、週末、そして雪、ということで、おそらく関東圏の乗り鉄・撮り鉄の人たちが多く駆けつけたようで、出発20分ほど前には駅に着いたのですが、1両編成の車両に足を踏み入れるとすでに満席!!
終着の小出駅まで4時間半、ずっと立ちっぱなしの、二度と体験したくない我慢大会となってしまいました😢大人気の只見線ですが、立地的に関東圏から過剰に集客しやすいため、乗車日については事前にじっくりと考えることをオススメします。
この日は朝から雪が降っていましたが、なにぶん豪雪地帯を通過するため、午後から只見線全線を運休するアナウンスが何度も車内でされていました。
DAY10 松本~上諏訪~豊橋~米原~最寄り駅
長野・松本から近畿方面を目指すなら、中津川・名古屋経由の中央本線を利用する方が圧倒的に時間短縮ですが、来た道と全く同じというのも面白くない。久しぶりに飯田線の7時間鈍行(笑)に乗ることにしました。
疲労感だったり、前にも来た事がある既視感だったりで、部分的にあまり撮影していませんでしたが、遠方への往復としてはかなり楽しめた(と同時にほどほどに疲れた)旅路になりました。
雪の中を疾駆した只見線だけが、唯一心残りに終わりましたが、反省材料として、またいつかリベンジ乗車をしたいと思います。ローカル線の魅力はその路線固有であり、永遠に続くものと願いながら・・・。
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