ハイブリッド車の国別の傾向
ハイブリッド車の中身を決めるのは
(グラム,ジュール,ストークス,メートル,セコンド,シータ)
という7つの単位です。
自分でもはかってみたりはしていましたが、コンピュータの表現として桁数がオーバーフロー、容易に超過してしまいます。というのも、メートルでミリメートル基準だと4桁ずつ数値が増えていきますので、double型では16桁、long-double型で19桁前後ですので(m^4)となりますと、コンピュータでは表現できなくなります。それなら(/ミリメートル*ミリメートル)のペアを作って対向させて打ち消していけばいいのですが、それも変数値の管理が効率的で無くなってしまいます。
そうなりますと、範囲内径で(/mm*mm=mm^2)になりますので、(/mm^2)なら(mm^2)であれば効率的なのでしょう。あるいは(/mm^2)に(mm),(mm)で(/mm^2)*(mm)*(mm)という式でしょうか。エネルギーが与えられる容積(範囲内径mm*mm=mm^2ストローク*mm=mm^3)と冷却が行われる容積(同上でmm^3)を対向させれば桁も変数も管理が効率的になると思います。
しかし現実には「相場」というものがありますので、2.0リットルなら20kgfmであり、そこに過給器械などの係数をかけて性能が算出されていきます。
本題に入ります。
最新のハイブリッド車のWebカタログを拝見させていただく機会があったのですが、ドイツ御三家はハイブリッド車でも「ハイオク*後輪駆動*セダン*過給器*電気モータ」や「軽油*四輪駆動*セダン*過給器*電気モータ」という組み合わせが多く見受けられましたし、日本でも日産はスカイラインというモデルがそうだったのですが、
トヨタは「レギュラー*四輪駆動*SUV*自然吸気*電気モータ」や「レギュラー*前輪駆動*SUV*自然吸気*電気モータ」でホンダは「レギュラー*前輪駆動*セダン*自然吸気*電気モータ」という組み合わせでした。
「一部だけで判断するな」と言われると思いますが、
ドイツ御三家ではハイブリッド=余裕がある、で
日本ですとハイブリッド=(地球,環境,お財布などに)優しい、
という文脈が支配的だからだと思います。電気エネルギーを積極的に利用するという意味ではドイツ御三家の方が意味が強いのだと思います。ただ、ドイツ御三家の手法は10年以上前に日本のレクサスがGSというモデルで行っていた手法を踏襲しているだけ、なのかもしれません。
個人的には日本の今新車で販売しているハイブリッド車はおしなべてトヨタのハリアーみたいだな、と思いました。有名な日本人でハリアーに乗っているのが総理大臣の孫で総理大臣からの要望なのでしょうか。「周りを慮るからハイブリッドであり、ハイブリッドは周りを慮ることが出来る人々のためにある。効率的に電気モータを使って高速道路を走るのは外来の思想」ということでしょう。
一方でハイブリッド車の発電システムで発電して生成した電気エネルギーは蓄電池に貯蔵しても蓄電池に貯蔵した電気エネルギーは電力会社に売ることは容易ではありません。
また、電気エネルギーというのは「粘度」の観点から物理エネルギーに対して不利でより大きい車体を動かそうと電気モータの個数を増やしていったら個数が増えれば増えるほど蓄電池からの供給は分散されていき、より蓄電池の容量を増やしていけば重量の関係でエネルギー消費量が増えていき、エネルギー消費率の数値が悪くなっていきます。
インホイールモータにしたら中継を増やさないといけませんし、接続や連絡の距離が長くなり、それだけ遮断や断線の確率も増えていきます。
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