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スティーブ・ジョブズのプレゼンの極意-なぜジョブズは人を惹きつけるのか-

プレゼンが上手だなと思うのは、スティーブ・ジョブズやソフトバンクの孫さんなど喋るのが上手な方は人を惹きつけます。

なぜ、スタンフォード大学の卒業式スピーチなど、感動するスピーチができるのか?そのポイントを9つ、お話をしていきます。

①徹底的なシンプルな言葉

難しい言葉は、聴衆の理解を得にくいということです。大学の論文発表を聞いていても眠くなりますが、お笑いや漫才の人の話って面白いですよね。

小学校5年生でもわかるように説明すること

インテリな人ほど、かっこよく横文字使うこともあると思うのですが結局何か分からないですよね。分かりやすく話すというのは、大前提の当たり前のお話です。

②結論を先に言うPREP法
PREP話法:Point(結論)→Reason(理由)→Example(例)→Point(結論)

この流れが一番、人の理解を得られます。現代はみんな時間が無いので、とにかく結論から言うことです。
スティーブ・ジョブズに限らず、説明が分かりやすい人は必ずこちらのPREP話法を取り入れています。

③ポイントは3つにしぼる

3つに絞ると覚えやすいからです。

朝昼晩、天地人、トンチンカンなど

覚えやすいのは全部3つです。会社での朝礼なども含みますが、基本的にはどんな話でも、3つに絞ってください。

④効果的に数字を活用する

なぜかというと、数字は万国共通の指針だからです。100は100、1,000は1,000ですよね。どこの国行っても、数字は変わらないので言葉が通じなくても共通認識が持てます。

例えば「年末までにお金持ちになりたい!」といってもお金持ちの定義は、人それぞれ違いますよね。しかし、年末までに3,000万円稼ぎたいということであれば具体的になります。

これが人の理解を助長するポイントです。数字を入れることによって、あの人の話は分かりやすいと思ってもらえます。

⑤印象的なキャッチコピー
ストーリーがあるようなキャッチコピーは覚えてもらいやすい。実際に22倍も印象に残る。

スタンフォード大学の研究で出ている結果です。
例えば、今でも衝撃的で覚えていますがiPodのキャッチフレーズはこちらでした。

1000曲をポケットに!など

このキャッチコピーだけでイメージが湧きますよね。CD持ち運ばなくて好きな曲をいつでも聴けるんだ!と感動しましたし、CDウォークマンはこれ以降売れなくなりました。

イメージを想起させると、感情に訴えかけられるので人は動きます。キャッチコピーは特に数字を入れることを意識すると良いです。

ただ、実際キャッチコピーを作るのは、難しいですね。これを克服する方法はただ1つです。
1,000本ノックです。それ以外は、上手くならないです。
野球でいうところの素振りですね。イチローがあれだけヒット打てたのは、誰よりもバットを振っていたからなので、キャッチコピーも誰よりも書くしかないです。

しかし、今はChatGPTで「20文字以内で今売れているコピーライター風に100個キャチコピーを書いてください」と入れるとサッと出てくる時代なので、やりやすくなりましたね。
何事も0から1にするのは大変なので鵜呑みにするのではなく、あくまでもたたき台として活用してください。

あとは、ランディングページは、ファーストビューのキャッチコピーでその下を見るかどうか決まってしまいます。ファーストビューは、インパクトのあるコピーと画像を使って、ABテストをくり返すのです。そうして1番良いものを作っていきます。

⑥スライドの見やすさ重視

Appleの新製品発表会のスライドは、かなり印象的で分かりやすいですよね。
ポイントは、シンプルイズベストです。

1スライド1メッセージ

スライド内に色々盛り込む気持ちは分かりますが、そんなに相手は見ていないんです。
特に外国人向けの資料は、シンプルに画像・イラストを使ってイメージで伝えるのが重要です。

⑦聞き手を魅了する鬼情熱

スティーブ・ジョブズは熱狂的なファンがいます。ファンを作る理由は、誰よりも熱狂的ということです。

聴衆は自分以上の熱量にならない

自分がハイテンションでいるからこそ、ある程度引き上げられるんです。

例えば、アンソニーロビンズのセミナーに出ると、いきなり冒頭から全員で踊ります。テンションを上げて自分を曝け出すから盛り上がっていく。プレゼンもいかに元気にやるかです。恥ずかしがっていてはだめです。
お笑い芸人や俳優さんが上手なのは、演じるのが上手なんですよね。

プレゼンする時は、自分以外の人になりきったつもりで演技をする位が良いのではないかなと思います。

⑧機能ではなく価値を売る

よく機能(スペック)から話してしまう人がいます。お客様が欲しいのはそこではなく、ベネフィットです。

例えば、ジュエリーを販売する時に「このジュエリーの宝石は〇〇を使っていて…」という話し方ではなく、「このジュエリーを身につけると彼氏に可愛いねと褒められますよ。みんなつけてますよ。」と言うんです。

これをつけた自分がどうなれるかをイメージさせることです。

必ずベネフィットから入ります。封筒からMac Book Airが出てきた時の感動忘れませんよね?

封筒に入るくらい薄いんだ!欲しい!と思う人が殺到しました。欲しい!と思ってから、後から機能的価値の説明です。

感情的価値で買いたいと思う。

機能的価値で買うわけではないんですね。
ライブで話している時も、見てもらってためになったと思ってもらわなくてはいけないので、感情に訴えかけるマーケティングが必要です。

それでは最後、実は1番重要なことをお話します。

最も大事なのはこれ!→繰り返し練習する。

英語の勉強も、単語帳を繰り返しボロボロになるまで見ますよね。何をするにも同じものを繰り返すことで、身につきます。

セミナージプシーが結果が出ないのは新しいものを入れすぎだからです。
何か1個いいなと思ったら、それをひたすら繰り返して脳に刷り込むことで自分のものになっていきます。

色々なものに手を出す人は、繰り返しやっていないということです。
クロージングも一緒です。繰り返しに勝るものはないです。

ジョブズがプレゼン前に何時間もリハーサルをやっていたのは有名な話。プレゼンは準備9割です。

プレゼンに限らずですが、セールスもクロージングも準備が大事です。これが最終的に上手くいくコツです。
練習し準備することで、喋り方も上手くなっていきます。何も考えなくても出てくるようになります。

キングコングの西野さんが、ある大学の卒業式でスピーチをされた時のお話です。
「今日は、話すことを何も考えないできました」と言ったら、アンチからのコメントが入ったそうです。

しかし、西野さんに言わせると今まで何万回も人前で話していて、何万通りの話題があるので、その場の雰囲気で自分の引き出しから出して並べるだけだから、もう既に準備は9割できているわけです。
しかしそれをやってきていない人は、準備をしないと話せないと思っているので否定的になります。

話すのが上手な人は、陰で絶対に練習しています。
私が楽天にいた時に、事業ごとに業績を発表する朝会という時間がありました。同僚で元アナウンサーだった人でしたが、元々話すのが上手いのにも関わらず、8時の朝会の1時間前に会議室に入り、たかだか1分程度の発表なのにずっと練習していました。

それを見た時に、1分のために全身全霊をかけているプロはすごいと思いました。

あなたも、プロとして誰かに何かを伝えるお仕事をしているのであれば、妥協はしてはいけないということですね。
サボったらサボっただけ、頑張ったら頑張っただけ、結局自分に返ってきます。天に向かって唾を吐いているようなものです。

自分に対して嘘はつけないので、そこを意識してもらえると良いと思います。

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