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春になると聴きたくなる、aiko/桜の木の下


aikoの2ndアルバム。

2000年の3月にリリースですって……!
(私、11歳だわ)

まずアルバム名がね、「桜の木の下」で

シングル「桜の時」が収録されていたり


全体的に「春」を連想させるアルバムだなー

って個人的に思っていて☺︎

この時期になると無性に聴きたくなる1枚。

姉がaiko好きでよく聴いていたので
自然と私も聴く〜って感じだったんだけど

私的に、aikoのアルバムの中で1番好きかな。

この記事では収録曲(全11曲)の中でも
私が特にお気に入りの4曲を、独自の解説付きで紹介したいなと思います☺︎

頑張って、4曲に絞ったぜ…!笑

シングル曲は有名な曲ばかりなので、敢えてのアルバム曲に絞ってみました✌︎

良ければ最後までお付き合いください☺︎


1.愛の病

実際、アルバムでも1曲目に収録されているこちらの曲。

まさに1曲目に相応しい、物語がこれから始まりますよー!な
サウンドもジャっ!ジャっ!ジャっ!って感じの(相変わらずの語彙力)
切れ味のあるリズムで、OP感のある曲☺︎

「恋の病」はよく聞く言葉だけど、
「愛の病」とな。なんだか意味深?

あなたを好きで心底愛して
こんなに切ないものなんだって声を殺して泣きました

初っ端から、こんな感じで

めっちゃ恋してる女子〜〜〜!!です。

あれかね、初めて本気で恋をして好きになって…好きすぎて辛い感があるね。

そこにこう続きます

この出逢いであたしの体が変わってゆくものなんだって
照れくさくて微笑みました

あたしの体が変わってゆく・・・?

当時の若かりしくろこは
この歌詞の意味が分からなかったのだよ。

だけど、ある時、気付いて理解したさ。

……おお、そういうことか…!

それは、そうさ!照れくさいね!!☺︎

お赤飯案件、ですよね? 笑

ここが分かってくると、一気にこの曲が分かり始めるというか。

この曲全体に散りばめられた
〝病んでる感〟の伏線回収ができるようになる。

なんだろうね、この
完全にハマっちゃってるというか。

好きで幸せなのに切なくなっちゃって泣いちゃうし辛いのね。

うーーん。病んでますね〜。

あっ、なんか分かっちゃった気がする

これあれじゃない?この歌の主人公さ、

これは「恋」じゃないの!「愛」なの!

って、ことなのかな!?

病んでる女子の主張?

だから「恋の病」じゃなくて「愛の病」なのかも?

と、解説しながら思ったのでした。笑

この曲はあれだね

ドライブしながら
キンキンに冷えたアイスコーヒーを飲んで聴きたい感じよ。(どんなや)



2.悪口

これは、アルバムでいうと7曲目。

1曲目から急に飛びました。

悪口というタイトルとは裏腹に、

優しいような、
それでいて少し寂しい感じもする、
ゆったりとした印象の哀愁漂う曲です。

フォークソングっぽさもあるのかな??

個人的に印象的なフレーズはサビに入る前のBメロの部分。

あたしの泣き言好き?
うれしい話気に入らない?
悪口はもっと好きみたいね
そんなあなたをあたしは嫌い

うんうん。こういう奴、居るよね。

って、今、めっちゃ思う。

そんなあなたを、あたしも嫌いよ。笑

なんだろ、人の不幸は蜜の味!みたいな人
一定数いるよね…

aikoにしては珍しく、たぶんだけど
恋愛がテーマではなく女同士の友情?の歌詞かと。(違ったらごめんなさい)

この部分、メロディーもすごく耳に残る!
サビにもできそうなくらい。

だけど本当のサビはこの後。

前歯を無くした兎は耳も背中もうなだれて
青く茂る広い草原を走る力もなく死んでゆく

しっぽを無くしたあたしは前に進む為にここにいる
だからもう少し笑ってないでたまにきつく叱ってみせて

メロディーだけ聴くと、童謡感があるというか

NHKのみんなのうたで流れそうな感じの曲だなぁって。笑

でも、そこにこの歌詞を乗せるのがギャップ萌え。

なんかね、この曲は
ブラックコーヒーではなく

ミルクたっぷりのカフェオレを飲みながら聴きたい曲かな。(どんなや)


3.傷跡

この曲は、8曲目に収録されているので

悪口→傷跡って続きます!

なんか、ここの流れが凄い好きなの〜

この2曲、このアルバムの曲を〝静〟と〝動〟で分けるなら〝静〟に分類されると思うの。

アルバムの中では、割と大人しめな
箸休め的な曲目だと個人的に思ってる。

いじわるはしないで〜♫

っていうフレーズから歌が始まるんだけど、

なんだろ、なんかね

曲全体からエロチシズムを感じる。笑

何度も振り回されて怒って傷ついて
でもあたしちょっとだけ
ひっかいてひっかいて消えない後残す口元ゆるんだ
「うん。幸せかも...」

歌詞もこんな感じで。これは1番のサビ。

なんか、エッチな曲だな、って
勝手に思ってます(笑)

ちょっと、小悪魔的な……?

さっきの「傷跡」はカフェオレでしたが

この曲はナチュラルな雰囲気の、昼はcafeで
夜はお酒も出します的なお店で流してて欲しい感じ。

珈琲もお酒も似合う曲。珈琲はブラックで。
(なにそれ)


4.恋愛ジャンキー

最後はこれ!恋愛ジャンキー!

個人的に、このアルバムの要だと思っている。

この曲があるか、ないかで
このアルバムの印象がガラリと変わる。と思う!

これ、一応〝えせボーナストラックちっく〟と表記されていて…

アルバムの10曲目が、この名曲「カブトムシ」なんだが…

カブトムシが終わってから無音が続いて
(調べたら6分9秒後でした)
しばらくすると曲が始まる!という…


いわゆるシークレットトラック。

(6分9秒後なのは、ROCKに掛けているのかな!?)

こういうの良いよねー。ワクワクする♩

そんな遊び心満載の1曲なんだけど、

曲調も、いつものaikoのイメージよりパンクロック!

1曲目の、「愛の病」の主人公がさらに進化したんじゃないですかね。

病んでる女子が進化すると、こうなります。

気持ち悪いわ酔いしれて
眠れないのよ うれしくて
失倒しそうよあなたがいて
いつもそう あたしは恋愛ジャンキー

そう、ジャンキー=中毒者になるのだ。

あたしは恋愛ジャンキー、自分で言っちゃってるからね!!!笑

矢井田瞳の、B'coz I Love Youの世界観と少し被る、この感じ……
(あっちの方がより、ヌメっとしているけれどw)

恋愛中毒な女の狂気みを感じる。

怖さもあるけど、ちゃんと可愛さも残っている。

これがaikoの醍醐味なようにも感じます。

このアルバムのラストを飾るのにピッタリな1曲だと思います☺︎

ここまで曲の感想を謎にコーヒーに例えてきたので…最後も例えよう。この曲は…

カルーアミルクをがぶ飲み…かな?

もうアルコール入ってないとやってらんない感じです。笑


よっしゃ、なんとか…!

なんとか4曲で書けたぞー!!

全部アルバム曲だから、公式の動画がなくて残念。

このアルバムね、初回限定版がね

CDケースのディスク部分をパカっと外すと、
恋愛ジャンキーの歌詞カードが出てくる仕掛け付きなの。

良いよね!遊び心&シークレット感…!

そして歌詞カードのaikoが全部可愛い。
衣装も全部可愛い。ほんと可愛い。

私的No. 1は赤のニット?カーデに
赤のチェックスカート合わせてて
全身赤コーデのaikoです!☺︎
(分かる人には分かる)


今ってCDが売れない時代だから、配信限定シングルが増えてるけど
CDならではの良さってあるんだなぁ。

ジャケット、歌詞カード、全部込みで
ひとつの作品だよね・・・!♡

それでは、この辺で終わりにします。

長いのに最後まで読んでくださって
ありがとうございました☺︎

桜の木の下、ぜひ聴いてみてね。
(コーヒーを飲みながら♩笑)



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#音楽なしでは生きられない

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