【日常】じいちゃんとカニ鍋の思い出。
昨日、旦那さんがふるさと納税で買ったカニを使って豪勢にカニ鍋をしました。
カニ鍋をするたびに思い出すのが、5年ほど前に亡くなった旦那さんのおじちゃんです。
寡黙で穏やかな人でした。まぁ高齢なので丸くなったのかもしれませんが…
結婚して初めてのお正月。
おじいちゃん、おばあちゃん、お義父さん、お義母さん、旦那さんのいとこ一家4人で鍋をしました。
たまたま私はおじいちゃんの隣に座ることになりました。
おじいちゃんは、ちょっと手が不自由な所もあるのでお義母さんからも「おじいちゃんの事お願いね。」と言われてた事もあり、食べやすい足の所をお椀に入れたり「他に欲しいものはない?」と聞いたりといい嫁キャンペーンをやってたのですが、ちょっと頑張りすぎたんでしょうね。
おじいちゃんから
「わしの事はもうええからおまんしっかり食べ。」
と一言頂きました(笑)
ちょっと世話を焼きすぎたみたいですが、私にとっていい思い出です。
その後、おじいちゃんは長男が生まれた時も、たいそう喜んでくれて長男の顔を見せるたび嬉しそうしてくれました。
最後の最後のタイミングで病院へ慌てて行ったのですが苦しそうにしてたのに息子の名前を呼びながら手を握ってました。
その光景を見るともう少し病院へのお見舞いをすれば良かったなと後悔したのを今でも覚えてます。
結局2.3年ほどの短い時間しか過ごせず思い出も少ないですがカニ鍋は本当に良い思い出です。