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【日常】そうか、もういらないのか。

娘が15日に卒園式を無事、迎えました。 家に帰り制服をハンガーにかけたが、あぁそうかもう着ることはないのかと改めて気が付きました。 毎日背負った鞄も毎週持って帰ってきた上履きも。 季節ごとに長さの違う紺色の靴下達も。 卒園を機に急に役目を終えた者たちが思った以上にある事に驚きました。 息子の時からも含めると6年一緒に生活の一部担ってくれていた。 我が家では日の目を見る事はもうないので貰ってくれる所を探すのか処分をするのか決めなくてはいけない。 いつかは卒園する。

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      「お前、最近何かドラえもんみたいだな。」 「はぁ??」 少々酔いが回った同僚からの突然のドラえもんに、何とも間抜けな声が出た。 「今日のあれだって急ぎじゃあなかったのに、もうできてたろ。」 「あぁ、あれな。」 多分、上司から週明けでいい見積もりが、急遽必要になったと言われた。しかしそれがすでに仕上がってた時の話だ。 「いや、元々要領がいいとは思ってたけど、最近拍車がかかってる。」 「偶然、続いてるだけ。ドラえもんになれるならなりてぇよ。」 とは言いつつも、偶然ではない。

      • 夫婦円満の秘訣を、元に140字小説を書きました。 【素敵な奥様】

        • 【小説】夫婦円満の秘訣。

          最近結婚した私にとって両親は理想的な夫婦だ。 いつも仲がよく。喧嘩なんて聞いたこともない。 父は仕事で帰るのが遅い事も多く家の事や私達の事を一人でしていた。それなのに母は毎朝手作りの焼き立てパンを出してくれるそんな家庭だ。 当たり前だと思っていた日常が難しい事だと気がついた。 「ねぇ、お母さん夫婦の秘訣って何?」 「うーん、そうねぇ。お父さんに不満があった次の日の朝にパンを焼く事かしら?」 私は手に持っていた朝焼いたであろうパンを落としかけた。

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          【秒話】話の流れを汲んでくれ

          算数の宿題中の会話。 私「ボーリングで花子さんは5本倒しました。たかし君は2本負けました。たかし君は何本でしょう?この場合は足し算?引き算?どっち?」 子「引き算。」 私「じゃあ勝った場合は?」 子「やったーって感じ!」 おい。

          【秒話】話の流れを汲んでくれ

          現代版ナルキッソスを元に140字の小説を書きました。 【おとり捜査】

          現代版ナルキッソスを元に140字の小説を書きました。 【おとり捜査】

          【小説】現代版ナルキッソス

          若い女性を次々に狙う悪質なストーカー事件発生した。 同一犯の可能性が高いが、中々尻尾の掴ませてくれない。 これ以上被害者を出したくない警察はおとり捜査に踏み切る事にした。 しかし一人だけでは不安があるため複数の人がおとりになることに。 そしてみごとに捕まえることできた。 事実を知った犯人はありえないと混乱してるらしい。 「いや、まさか先輩に食いつくとは思いませんでした。」 「そう?僕は僕より美しい人を見たことがないけどね。」 そう言いながら先輩はスマホに保存してある美しく女

          【小説】現代版ナルキッソス

          「二度目は気絶です」を元に140文字の小説に挑戦しました。 【僕はついてる】です。

          「二度目は気絶です」を元に140文字の小説に挑戦しました。 【僕はついてる】です。

          【小説】二度目は気絶です。

          「まだやるのか?最後、戸締まり頼むぞ。」 所長は、そう言って出ていった。 俺だってもう帰りたい。 しかし凡ミスから大幅に間違えた書類を作り直さなければ帰るに帰れない。 寒々とした事務所にキーボードの叩く音と時折自分のため息だけが響く。 終わりが見えかけた時だった。 急に冷や汗が止まらない、そして胸が締め付けるような圧迫感もある。 なんだか体も思うように動かない… それでもどうにか頭を上げるとそこには髪が長く血だらけの女が立っていた。 死ぬほどホラーが嫌いな俺は声も出ないま

          【小説】二度目は気絶です。

          【日常】じいちゃんとカニ鍋の思い出。

          昨日、旦那さんがふるさと納税で買ったカニを使って豪勢にカニ鍋をしました。 カニ鍋をするたびに思い出すのが、5年ほど前に亡くなった旦那さんのおじちゃんです。 寡黙で穏やかな人でした。まぁ高齢なので丸くなったのかもしれませんが… 結婚して初めてのお正月。 おじいちゃん、おばあちゃん、お義父さん、お義母さん、旦那さんのいとこ一家4人で鍋をしました。 たまたま私はおじいちゃんの隣に座ることになりました。 おじいちゃんは、ちょっと手が不自由な所もあるのでお義母さんからも「おじいちゃ

          【日常】じいちゃんとカニ鍋の思い出。

          【日常】コロナが身近にやってきた。

          オミクロン株が猛威を振るってます。 田舎住みなので感染者数も去年の年末までは多い時でも二桁だったのですが今年に入ってあっという間に3桁が続いて病床の使用率も高い状態で今までとは比べ物にならないぐらいに危うい状況です。 そんな中、娘が通っている幼稚園でコロナの感染が発覚しました。 保健所に園での日常生活を一通り説明したところ、園児さんおよび教職員は「濃厚接触者には該当しない」とのことでした。 今までコロナの感染が出たと聞いても旦那さんの同僚の知り合いみたいな感じの日常全く接点

          【日常】コロナが身近にやってきた。

          【日常】私を断捨離から遠ざける悪魔の言葉。

          最近、私の日常の書類を入れている棚を整理し始めたのです。 一旦全部出して仕分けをしてみるとまぁヒドイ。 開けてない封筒やら何年前かのネットショッピングの領収書などなどもういらない物が出てくる出てくる… 整理しながら気がついたのです。私の整理整頓を阻む悪魔の言葉に、 それは 『あとで』この言葉、ついつい口から出てるんです。 「後で、やろう。」とか「後で片付ける」とか言って切羽詰まって慌ててやったり 「後でいるかも。」とか「後で何かに使えるかも。」と言って捨てずに色ん

          【日常】私を断捨離から遠ざける悪魔の言葉。

          【日常】『好きな事』が『好きだった事』へ変わっていく恐怖。

          結婚して8年ほど、子供が生まれて7年。 子供は男女一人づつ。 結婚は30歳を超えてからだから希望より後ろにずれたが私にしては上出来である。 苦手な家事育児に追われ空いた時間に何かする気力がなくなり安易に楽しめるネットのSNSや動画に手を伸ばし時間を消費してきた。 定期的に子供を連れて図書室に行っては自分も本を借りていたけど結局読みきれずそのまま返すことが多かった。 正直、昔ほど楽しいと感じなくなってしまっている。 もう一つ趣味として編み物もあるがこちらも同様にさほど楽しめ

          【日常】『好きな事』が『好きだった事』へ変わっていく恐怖。

          【日常】『#駄文』を付けるのはやめた。

          駄文とは1 つまらない文章。へたくそな文章。2 自分の文章を謙遜していう語               デジタル大辞泉。(小学館)より noteに上げるたびにハッシュタグで『駄文』をつけていました。 一番の意味でつけてたのですが、ふと思ったのです。 言い訳してるみたいでかっこ悪いな。 確かに文章はうまくない。 で#駄文をつけとけば 「文がうまけないのは自覚してるのですよテヘヘ」 みたいなね。 つけとけば文章が上手くない事への免罪符になり、そこで安心してしまう。 気が付く

          【日常】『#駄文』を付けるのはやめた。

          【日常】娘、育児ノイローゼを疑似体験する。

          去年のクリスマスプレゼントに犬のぬいぐるみをあげたのですが、このぬいぐるみお世話ができるです。 付属のミルクをあげるとゴクゴクと飲む音がしたり撫ぜてあげると甘えた声で鳴き。寝息を立てて眠り。定期的にワンワンと鳴く。そんな感じで色々お世話をして遊ぶぬいぐるみで、あげた当初はよくお世話をしていたのですが段々部屋の隅においやられていきました。 最近、またそにやぬいぐるみを引っ張り出してきてお世話をするようになったのですが困った事にワンワンと同じリズムで鳴き出すと何をしても鳴きや

          【日常】娘、育児ノイローゼを疑似体験する。

          【日常】理容師さんの気遣い。

          子ども二人を別々の日に理髪店へ連れて行った時の話です。 まず息子だけが早く帰ってくる水曜日に帰宅途中の息子をひらってそのまま理髪店へ。 休日だと2時間待ちとかになるのですが平日のお昼ごろとなると30分ほどで切ってもらえました。 ちょっとワックスなんかつけてもらって帰りにはお菓子をもらい本人はご満悦の様子。 その翌日は幼稚園がお休みで小学校は授業があるので下の娘を理髪店へ 女の子を切る理容師さんが決まっているので10分も待たずに切ってもらえました。 普段はよくはしゃぐ娘です

          【日常】理容師さんの気遣い。