精神科の受診

今日は精神科を受診した。
診察室に入ると主治医は必ず優しい声で「どうですか？」
と聞いてくれる。
「駄目です」
何故駄目なのか主治医に伝える。
主治医は、いつも最後に、わたしには思いつかない答えを出してくれる。
『そうか。そういうふうに考えれば良いんだ』
わたしにはまともな思考回路が無いようだ。
いくら考えても仕方ないことをクヨクヨいつまでも引きずってる。
もう何年も精神科に通って同じことを繰り返している。
主治医に矯正してもらわないと行き詰まって苦しくなるから通い続ける。
なかなか、まともな思考回路にならない。
『あっ、そっちの方向に行ったら行き詰まって鬱が酷くなる』って、いい加減、自分で気づいて矯正出来るようになりたい。

何十年も歪んだ世界でDVやモラハラを受けていたからか自己肯定感のカケラも無い。
傷つけられたら、それはわたしが悪いからなんだと思ってしまう。
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
謝ってばかり。

わたしは悪くないのかな。
やっぱり悪いんだと思う。
生きているのがいけないんだと思う。
一緒に生きてくれる人はいない。
ずっと独り。

帰り道、空を見たら月。
月は綺麗。
月も独り。
でも月を愛している人はたくさんいる。
月のようになりたい。