#01「物売り」から「価値創造」へ~営業の新時代~
こんにちは、Human Mature取締役社長、本藤直樹です。
今回は私が人生をかけて作り上げたい「商い学」という学問についてご紹介します。
営業職の本質を見失っている現状
私が商い学を体系的に整理しようと考えた背景には、営業職が本来持っているはずの価値を多くの人が見失っているという問題意識があります。私はコンサルティングや人事の分野でキャリアを積んできましたが、「営業」という仕事に従事したことはありません。
しかし、私が考える営業職とは、ただ商品を売るだけではなく、会社を代表してお客様の期待を理解し、それを上回る価値を提供する仕事です。もしこの定義が営業職だとすれば、私も営業をしてきたと言えるでしょう。
しかし、現実には多くの営業マンがノルマや数字に追われ、営業の本質を忘れてしまっています。短期的な成果を追い求めるあまり、顧客との長期的な信頼関係を築くことや、社会全体に対する貢献を見失っているのです。これが、私が強く感じている問題です。
営業に誇りを取り戻すために
私が商い学を始めた理由の一つは、営業という仕事に誇りを取り戻したいという思いです。営業は、顧客との関係を築き、会社を代表し、社会に価値をもたらす重要な職業です。しかし、その誇りが多くの営業マンに失われていると感じます。
営業マンが自分の仕事に誇りを持つためには、まず自分が提供している価値を深く理解しなければなりません。営業とは、単に商品を売るのではなく、顧客のニーズや期待を理解し、それを超える提案をすることです。このプロセスこそが、営業の本質であり、商い学で学ぶべき重要な要素です。
なぜ今「商い学」が必要なのか?
現代の営業活動は、デジタル化や自動化の進展により、大きく変化しています。ツールや技術の進歩により、営業のプロセスは効率化されましたが、それによって失われつつあるものもあります。それは、「人と人とのつながり」や「信頼関係」です。営業の本質は、いくら技術が進んでも、人間同士の信頼とコミュニケーションが基盤にあるべきだと私は考えています。
また、営業という職業が、単なる「取引」から「価値創造」に変わるべきだという強い思いがあります。営業マンが、目先の売上を追うだけではなく、顧客の期待を超える提案をし、社会全体に価値を提供する存在になるためには、体系的な学びが必要です。そこで、私は商い学を通じて、営業という職業に新たな光を当て、営業マンが自分の仕事に誇りを持てるようなプラットフォームを作りたいと考えました。
営業の本質を再定義する
商い学で取り組む一つの大きなテーマは、「営業の本質の再定義」です。営業とは、顧客に価値を提供するだけでなく、顧客との信頼関係を築き、社会に貢献する役割を持つものです。私はこれまで、コンサルタントとして多くの企業と関わる中で、営業マンが顧客の期待を超える価値を提供し、長期的な関係を築く姿を目の当たりにしてきました。そこに共通していたのは、営業マンが自らの仕事の価値を深く理解し、顧客にとっての最適な解決策を提供する姿勢でした。
しかし、それと同時に、多くの営業マンがその本質を忘れ、単に数字を追いかけるだけの存在になってしまっている現実も見てきました。これでは、営業という職業に誇りを持つことはできません。だからこそ、営業の本質を再定義し、営業マンが本来持つべき価値を見直す必要があるのです。
私のWHY:「商い学」で目指す未来
私が商い学に取り組む理由は明確です。営業という職業を再定義し、営業マン一人ひとりが自分の役割と価値を再確認できる場を提供することです。営業は、顧客と向き合い、会社を代表し、社会に貢献する存在です。しかし、その価値を忘れてしまっては、営業という職業はただの「物売り」になってしまいます。
商い学では、営業マンが顧客の期待を理解し、それを超える提案を行うための知識とスキルを体系的に学びます。私自身も、営業職のバックグラウンドがないにもかかわらず、営業という職業がどれほど重要かを理解しています。そして、営業職が本来持っている価値を最大限に引き出すためのプラットフォームを提供することこそが、私の使命だと感じています。
最後に
商い学は、営業という職業が本来持つべき価値を再定義し、営業マン一人ひとりが自分の仕事に誇りを持てるようにするための学びの場です。私は、これまでの経験を通じて、営業が単なる「物を売る仕事」ではなく、顧客との信頼関係を築き、社会全体に価値を提供する重要な役割を果たしていることを確信しています。
しかし、その価値が見失われがちである現実も目の当たりにしてきました。だからこそ、営業職に新たな意味を吹き込み、営業マンが自分の役割と価値を再確認することが必要だと感じています。商い学は、そのための道を示し、営業を「価値創造」の職業として再び輝かせるためのプラットフォームです。
次回から、商い学で探求する具体的な方法やスキルについて掘り下げていきます。この旅を通じて、私たちが提供する価値を最大限に引き出し、顧客との関係をより深めていくためのヒントをお届けしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
「商い学」についてはこれからどんどんNOTEで発信していきます。ぜひフォローして商い学がアップデートしていくのを見守っていただければ嬉しいです。