外国人介護スタッフ交流会&研修(近畿エリア)第2回レポート
2024年11月、ヒューマンライフケアのデイサービスに配属された特定技能外国人介護スタッフを対象に、異文化交流と介護技術の習得をテーマとする2回目の介護技術研修&交流会を実施。
関東・中部・近畿・九州の各エリアで開催し、合計21名が参加しました。今回はこの中から近畿エリアでの様子をご紹介します。
まず初めに1人ずつ自己紹介を行った後は、今回も「異文化交流ゲーム」から。
今回の参加者の母国であるインドネシアとミャンマー、それぞれの「じゃんけん」を行い、負けた側は勝った側の後ろにつながっていく「じゃんけん列車」を行います。
インドネシアのじゃんけんは「グー・チョキ・パー」ではなく「象・人・蟻」、ミャンマーは「銃・虎・上官」だそうです!
じゃんけんは真剣勝負!非常に盛り上がると同時に、それぞれの国の文化を知る機会にもなったようです。
続いて「歌体操」。
「うさぎとかめ」や「かえるのうた」など、ご利用者様におなじみの童謡で、歌いながら手指や手足を動かす体操を学びます。実際のレクリエーションのように薦めることで、それぞれの施設でもご利用者様と一緒に行えるようにします。
その後は、ボディメカニクスを使った介助の実技へ。
今回は、前回のおさらいを兼ねてボディメカニクスの基礎を振り返り、車椅子の操作を行います。そこから衣服の着脱介助と歩行介助へ。
片麻痺と想定した利用者様役のスタッフへ、衣服に見立てたビニールの合羽とズボンを着させる・脱がせる動作を学びます。
移動介助の練習は屋外に場所を移して、介助者の立ち位置や、声掛けの技術を学びます。また、杖や車椅子で段差のある場所を移動する際の注意点なども確認します。
次は、介護用具や介護の用語を、日本の「かるた」を使って学びます。
それぞれのテーブルでの「かるた取り」は白熱!楽しみながら、イラストや写真を通して学べたようです。
次に、今後のキャリアプランについての説明を行った後は、ファシリテーター役の先輩スタッフとの相談会が開かれました。テーブルごとに、ファシリテーターへ今の悩み事などを相談することで、異国での勤務や生活でのストレス緩和を目指します。
最後に、ファシリテーターからの応援メッセージを送られ、参加者一人ひとりが今日の感想と今後の意気込みを語り、研修&交流会は終了です。
終わった後、明るい表情でおしゃべりに花を咲かせながら帰っていきました。
今後も定期的に、介護技術や日本語のステップアップの状況に合わせながら、研修や交流会を行っていく予定です。
ヒューマンライフケアでは、外国人介護スタッフが安心して仕事をしながら、日本語や介護の知識を段階的にステップアップしていけるように、日々のオンライン学習の他に定期的な集合研修などを実施しています。
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