コンディションを整える、互いのコンディション確認と仕事に臨む準備が大切!【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
最近、組織開発や人材開発の仕事をする中で、コンディションニングという言葉を聞く機会が増えました。
その名の通りですが、組織(チーム)として、個人としてコンディションをどうマネジメントするかという意味合いです。
人手不足や人材不足が進む中で、一人一人の能力を向上させることも勿論大切ですが、持っている能力をどう発揮するかも益々重要な課題になっています。
個々のコンディションが整っていないとチームとしてのコンディションも整わず、よいパフォーマンスが期待できません。
また逆にチームのコンディションが整わなければ、個々のコンディションに悪影響を及ぼし、能力が発揮しにくいと言えます。
いずれにしてもコンディショニングが不十分だと、個人レベルでも組織レベルでも期待に応えるような結果・成果が得難いと言えます。
いかに良いコンディションを保つかは、人材開発・組織開発の大きなテーマです。
当然のことながら、個人も組織も様々な関係性の中で存在しているため、関係先の変化により、新たなストレスが発生し、それに伴いコンディションが刻々と変化しています。 コンディションを整えたいと思いつつも、コンディションを取り巻く環境は絶えず変化している、いつも揺れ動いている状態だと言えます。
変化に対応するためには、先を見ながら考える仮説思考や事前の準備が大切です。
特に最近では、心・マインドの部分で仕事に臨む準備ができているかどうかが重視されています。
働き方が変化する中で、働く「時間」と「場所」の再構築や見直しが進んでいます。時間と場所が変化する中で、場合によっては仕事のオンとオフの境目があいまいになっていることがあるかもしれません。
そのような環境の中で、
心身共に充実した形で、仕事に取り掛かる準備ができているか?
もっとよい準備はないか?
個人としてもチームとしてもまだまだ追求できるテーマでもあります。
小さなことかもしれませんが、あいさつ代わりに何気なく交わされる「調子どう?」という言葉も大切です。無意識で交わされているのかもしれませんが、そこで生まれる会話によって、相手や周囲のコンディションが確認しやすくなっています。
逆にそういう言葉さえ飛び交わない職場は、何かが不足しているのかもしれません。
良いコンディションを保つには、互いのコンディションの確認から!
互いのコンディションに関心を持ち合える環境を大事にしたいですね。
<ヒューマナイズ通信 2024.03.20掲載 一部修正>
https://humanize.co.jp/
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