最近の記事
学び方を学ぶ~学び方のバリエーションを持つことで新たな発想・価値を手に入れよう! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
学び方を学ぶ、学び続けることは、終わりがないテーマです。 個人的にはあまり好きではありませんが、○○学習法と称されるものが、次から次に出てくるのも、正しい学習法・やり方があるということではなく、多種多様な学び方があるという現れだと言えます。 一人で学ぶ、複数で学ぶ、身体を使って学ぶ、道具を使って学ぶ、TPOを変えて学ぶなど、様々な学び方があります。 人材育成の現場で「応用力が乏しくなっている」と言う声が増えています。 教えたことは、きっちりできるが、少し条件や場
育ちやすい職場の条件~「見せる」「仕事の意味や文脈を伝える」どんな距離感で仕事をするのか? 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
人が育ちやすい環境の一つの特徴として、「見せる」機会が多いということが挙げられます。 見せるとは、先輩や上司が仕事ぶり、働く姿(背中)を見せると言う意味です。 「やってみせる」「一緒にやる」ということは、いつの時代においても大切です。 逆に言えば、年々ダイレクトに見せる機会が減っているのではないでしょうか。 マニュアル化が進み、様々なトレーニングツールが開発され、また業務の効率化・分業化が進む中で、以前よりも誰かの仕事ぶりを見ながら仕事を覚える機会が減っています。
マガジン
記事
多様性=何でもありではなく、多様性を活かすためにはフィールドルールを決める・浸透させることが重要! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
ダイバーシティ、DE&Iという言葉もよく使われていますが、人材の多様化が進む中で、マネジメントが難しくなったという話題をよく聞きます。 多様な人々が、多様な想いで働く中で、どう合意形成を図っていくのか、組織・チームとしてのパワーをいかにして発揮していくか、マネジメントの大きな課題です。 余談ですが、多様、多様性という言葉は、「色々、バラバラ」というイメージがあるかもしれませんが、全く別物・異質ではなくて、つながりの中に違いがあるということが多様(性)の本来の意味です
明るい職場は必要なのか?…そもそも「明るい職場とは?」…ものごとを疑うことも必要では! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
顧客先の会議で「明るい職場」と「活き活きとした職場」ということが話題になったことがあります。 「明るい」と「活き活きとした」は似たような感じですが、そこで話題になったのは、一見明るい?と思われる職場では、明るさを保つために意外と疲弊していることもあるという内容でした。 そこで言われる「明るい職場」は、みんなが協調して、働きやすさ・居心地を大事にしているイメージです。 しかし、明るさ?だけを求めると、場合によっては周囲に合わせている行為が多くなり、お互いの関係性を維持
新人の早期戦力化を再度考えてみる…どんな早期化が必要なのか?どんな戦力化が必要なのか? 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
今年も新入社員研修をいくつか担当させていただきました。 採用が難しくなるにつれ入口とも言える新入社員研修は、例年以上にソフト?丁寧な?印象を受けます。 いずれにしても大事に育てようと言う思いを感じる場面が増えました。 新入社員の育成を図る際に、学生から社会人への切り替えが必要だと言われます。 確かにこれまでとは大きく環境が異なる中で、新入社員が適応していくためには、変えなければならないことが数多くあるのかもしれません。 しかし、当たり前のことですが、社会人らし
「誰か」が育てるではなく、「誰も」が育てる環境に!全員参加で定着化・戦力化を促進する! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
新卒採用も含め、労働力特に若手の労働力を確保することが難しくなる中で、若手の指導・育成に関しても関心が高まっています(今に始まったことではありませんが…)。 まだまだバラつきもありますが、以前と比べると、採用した後の定着化・戦力化に関心が高まっています。 オンボーディングという言葉もよく聞くようになりましたが、「組織にどう馴染ませるか」…新しく会社・組織に加わった人材にいち早く職場に慣れてもらうことで、定着化・戦力化を促進するための取り組みも増えています。 定着化
多忙な部署(人)とそうでない部署(人)の二極分化~見直すことが普通、当たり前の風土で対応を! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
人手不足・人材不足に加え、労働時間の制限も加わり、忙しい現場が増えています。 しかし、実際に問題となっているのは、多忙な部署(人)とそうでない部署(人)の二極分化です。 全部が忙しいというよりも、忙しいところとそうでないところが混在することで、様々なコンフリクトや問題が発生しています。 その結果、人と仕事(業務)の体制を再構築したいという相談が増えています。 当たり前ですが、多忙な部署(人)とそうでない部署(人)の二極化が進むと、組織の雰囲気が悪くなる傾向が強くな
コミュニケーションの質・量だけではなく、温度も大切!不安感を拭い去る温もりのあるコミュニケーションを!【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
様々な組織にお邪魔してそこで働く人にインタビューを実施すると、本当に様々な意見やアイデアがあるなぁと感じる場面がたくさんあります。 しかしその一方で個々の持つ意見やアイデアが集団(組織)の活動につながっているかどうかは、また別の課題だと実感しています。 例えば、一人一人は良い意見を持っているのに集団になると意見が出なくなる。 一人一人はルールを守ることを理解しているが、誰か一人がルールを守らないといつの間にか多くのメンバーがルールを守らなくなる。 集団(組織)にな
「積み重ねるスピード」と「失っていくスピード」…世代交代に必要な見出す力・活かす力!【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
50代も後半になり、物忘れが激しくなったような気がします。 年齢を重ねると仕方ないのかもしれませんが、体力の衰えも感じます。 確実に様々な能力が落ちていると感じる場面が増えています。 脳細胞も年齢を重ねるごとに減ると言われています。 昔はそういう話を聞いても関係ないと思っていましたが、能力が落ちていることを実感すると、改めてその通りだと思います(いい加減ですねw)。 ビジネスにおいても経験やノウハウが勿論大事ではありますが、それ以上に時間が年齢や時間を重ねる中