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「買わない習慣」を読んだ

 ミニマリストに近づくための読書習慣。私はnoteの記事でも本でも、ミニマルな話に触発されて断捨離や生活習慣の改善につなげることができるタイプなので、積極的に読んでいきたいと思っている。

 ということで、今回は金子由紀子さん著「買わない習慣」、「ためない習慣」、「スッキリゆったり暮らす68のヒント」、「持たない暮らし」の4冊を読んだ。
 結論、読む価値があるのは「買わない習慣」だけだった。


 「買わない習慣」には、買う価値があるもの、減らすべきジャンルから、本来価値を感じるべきもの、買わないために健康に気遣うなど、「買わない習慣」を作るための様々なカテゴリーについての記述があった。

 例えば、本来価値を感じるべきとして、自然環境に親しむことが挙げられていたけど、穂高さん(三菱サラリーマン)もデートなどは公園で手作りのお弁当を食べていたと話しておられた。
 私もストレスだなあと感じたときは、等々力渓谷公園まで行って、水の流れる音や匂いをひたすら感じていたことがある。ヨガやピラティスなどの、ストレス源以外のものに意識を集中する、という考え方に繋がるのだと思う。

 この本を読んでさっそくコンビニにお菓子を買いに行ってしまったけど、とにかく「1週間買い物を我慢してみよう」というチャレンジなど、とても参考になった。
 私も1カ月のうち15日はNMDにするチャレンジを試みているけど、ぼんやりしているとコンビニに立ち寄ってしまう。会社の出入口3か所ともコンビニに囲まれているので、誘惑を振り切るのがそもそも難しいんだよな。やはり「1週間買わずに生活してみる&使ったもの・食べたものの記録を取る」などの強い意志が必要だと思う。

 ちなみにこの本を読み、noteでミニマリストに関する記事を読んで、ふと「気に入っていないけど捨てるのはどうかという気持ちで使っていたヘアコロン」を断捨離することに成功した。
 このヘアコロンは、カットモデルに通っている美容院でお勧めのロアオイルが良い感じだけど、ちょっと高いので似たような製品がないかなあと調べて、amazonで高評価だったので購入したものだった。
 その後SHIROでいい感じのヘアミストが発売されたのを契機に、「そもそも香りを確認せず購入したものだし、そこまで気に入っているわけではないなあ」と思いつつ使っていた。大嫌いな化学物質の香りはせず、精油系の香りで悪くないものの、今はSHIROのヘアミストを使いたいと思い、その気持ちを大事にすることにしたのだった。

 やっぱり香りがするものって、ちゃんと実物を見て買わないとだめだな。いいきっかけになったので、アマゾン定期便もちゃんと確認して、近くのスーパーでも売っているものは停止した。

 本当なら、「買わない習慣」に則って、段ボールの処理が面倒くさいアマゾン定期便とかはそもそも全て解約するべきなんだろうけど、他にどこで売っているのか分からないものもあるので、今のところ仕方ない。

 と、こんな感じで、この本を読むことにより、断捨離やモノを買わない選択をちょっとだけ進めることができた。

 図書館にも置いてあると思うので、片手間にでも読んでみることをお勧めする。

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