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太極拳☆同好会交流会の感想

~32式剣の初演武を終えて~

秋は太極拳のイベントが盛りだくさん。
忙しいけど、楽しい。

昨日、太極拳同好会の交流会があり、
30人ほどが参加した。
曜日や時間帯の違う教室の受講生が
集まる良い機会である。

朝は特に手足が冷たく、
頭がぼーっとしているけど、
太極拳を始めると、
だんだん手足から全身がポカポカと温まる。
身体だけでなく、心も暖かくなり、気持ちもよい。

普段の教室は5~6人なので、
30人も集まると迫力がある。

24式太極拳の集団演武は、ほぼ全員が参加し、
場の空気が緊張感と一体感に包まれる。

他者といっしょに演武することで、
学ぶことが多い。
まず、動きを合わせようという気持ちが生まれる。

相手がどのように動くかを感じて、
その動きに従って(逆らわないように)自分が動く。
これが、“捨己従人”のことかもしれない?と思った。
王宗岳の『太極拳論』にある言葉である。

時々、先生が座学で、
太極拳の理論や用語を教えてくださる。
その時は意味がわからなくても、
後から気づくことがある。

交流会では、
24式以外に入門、初級、32式、32式剣、蓮花扇、
陳式、陳式剣、武当剣、武式、孫式など伝統拳の演武もあった。

参加と見学で大忙しだったけど、
充実した時間を過ごせたと思う。

それぞれの套路に特徴がある。
演武者によって表現は違うが、
皆が一生懸命、演武している姿に感動した。

今回、私は32式剣に初めて参加した。
周囲を真似しながら、
ついていくことで精一杯だった。

それでも、途中で止まらずに、
何とか通せたことが嬉しい。

剣を振るのは、腕や手だけでは無理なので、
手足を同時に動かす(協調一致)が大切だと気づいた。
そのためには、体だけでなく意識もなければ難しい。
これが、“内外相合”のことかな?と思った。

用語の意味を正確に理解することは難しいが、
自分の言葉で説明できるようになりたいと思う。

太極拳を続けることで、
もっと深い意味を知ることが
できるのかもしれない。
本当に奥深い世界である。

明日は李自力老師の42式剣講習会に参加。
外部の講習会、しかも初めて違う先生に習う。
緊張と期待でいっぱいである。

















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