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LINE Payサービス終了案内がポジティブすぎる

LINEアプリに「LINE Payサービス終了のご案内」が届いた。

以前からニュースで知ってはいたが、改めてお知らせを受けると何やら感慨深い。

LINEは仕事の領域でもあり、LINEPayにも浅からぬ縁がある。複雑な気持ちでメッセージをクリックして違和感を覚える。

ポジティブすぎる



ここまではわかる。感謝の気持ちを表すのはごく自然だ。



「覚えていますか?」
10年続いた彼女でもこんな事は問いかけない。

個人情報という繋がりが美しく語られている。


もう、終了する気がしない。


スペシャルムービーって。
これからもよろしく感が満ち溢れている。



そう思って社長の挨拶を見ると、


下の方にさりげなく、お詫びが記載されている。
やはり後ろめたい気持ちがあるのか。


LINE Payの登録者数は4,000万人超らしい。

終了に伴う各種処理は我々ユーザーだけでなく、取扱いの店舗まで広範囲に及ぶ。

これだけ普及した決済サービスが終了になるのはおそらく初めてではないか。故にネガティブな意見が頻出するのは容易に予測される。

終了のお知らせとしては不自然すぎるポジティブな演出は、ネガティブ要素を相殺する、ある意味振り切ったファインプレーだ。

改めてLINEという組織の凄みを見た。

これからもよろしくお願いします。


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