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「👂聴く力」と「🤔質問力」

~誰もが安心して成長できる社会をつくりたい~

人見知りで、声が小さく、コミュ障。短所をあげたらキリがない!
だけど、自分にできる精一杯のことをやり続けた結果、
少しづつ成長し続けてきた、県庁職員のこっぺぱんです。

そんな自分にもできた「誰もが安心して成長できる仕事術」について、
実務体験を基に、コツやつまずくポイントを中心に書いています。
本に書いてあるような理論も大切ですが、実務ならではの視点もぜひ参考にしていただければ幸いです。


講演会の依頼にて

本日は、ある講演会の講師の依頼をするために、
大学の先生にお願いに伺ってきました。

専門家の方に講演を依頼するときに重要なのは、


「ぜひ講演したい!」と思っていただく


この一言に尽きます。


講演を依頼するポイント


頼まれる側の視点で考えた場合、
ほとんどの方は、頼まれて嫌な気持ちになる方はいないでしょう。

ですが、「なんで自分に依頼したのだろう」と思うでしょう。

その疑問にお答えするためには、何が必要か。

・主催者が、先生の考えや思いを理解しているかどうか
・講演会で話す内容のイメージが、お互い共有できるかどうか

だと思います。


引き受けていただくために必要なこと

事前にプロフィールや研究論文を調べることも大事ですが、
それを知っていたところで、通り一辺倒の話にしかならず、

むしろ大事なのは、打合せでの

「聴く力」と「質問力」

だと思います。


どうやって聴く?🦍

例えば、「育児の悩み」についての講演会を企画して、
育児の研究を行っている先生にお願いに伺うとしましょう。

話をしている中で、
先生から急に「ゴリラの研究をしている」という話が出たとしましょう。
(あくまでもフィクションの話です)

いきなり言われても、「えっ?どういうこと?」と思うでしょう。

しかし、その先生としたら、
ゴリラが好きで好きでたまらないし、この研究が講演に役立つかもと思ってゴリラに触れたのかもしれません。

そこで、そこを「聴く力」と「質問力」で掘り下げ、行政課題(今回の講演)に結びつけるわけです。


シミュレーション

(こっぺぱん)ゴリラですか?先生は、なぜゴリラを研究しているんですか?

(先生)
ゴリラ🦍もサル🐒も、霊長類だが、

・ゴリラ🦍 ⇒ヒト科
・サル🐒 ⇒サル科

であり、ヒトは、サルよりもゴリラに近いんだ。
だから、育児の研究をする際にゴリラを選んだんだ。

(こっぺぱん)え!サルよりゴリラのほうが人間に近いんですか?はじめて知りました。ですが、急にゴリラの話になってびっくりしてます。

(先生)ゴリラって、離乳まで3~4年もかかるんだけど、ずっと赤ちゃんは母ゴリラにくっついたままなんだよ。それだけ子どもに愛情を注い出るってことなんじゃないかと思う。

(こっぺぱん)たしかにすごい愛情ですね。

(先生)人間は、いま共働きが中心で、そんなに赤ちゃんと一緒にいることは少ないから、ゴリラから何か子育ての方法を学べることもあるんじゃないかと思って研究している。

(こっぺぱん)たしかに。みんな知らないし、先生の研究内容は、興味がわくと思います!学生さんの反応はどうですか?

(先生)実は結構好評なんだよ。みんな将来のことには真剣だからね。

(こっぺぱん)今の時代、YouTubeやSNSなどで育児の情報はたくさんわかるけど、先生のお話は斬新だと思います!その話を織り交ぜて講演していただくのはいかがでしょうか?

(先生)そうだね。いい講演になるよう協力します!

みたいな感じです。

イメージです


まとめと対策

事前のプロフィールを基に話すよりも、
偶然出た話を掘り下げていくほうが、うまくいくことが多いと思います。

しかし、「聴く力」と「質問力」を磨かないと、こういうことはできないでしょう。かくゆう私もコミュ障であり、なかなか円滑に質問をすることができません。
アナウンサーやMCの方は本当にすごいなと思います。


そのため、このようなことが苦手な私の対策としては、

とにかく「聴く」ことに全集中する
・そして、聴いたことに疑問点や興味がわいたら、恥ずかしがったり、知ったかぶりをせず、素直に質問する
・日頃からこの2点を意識して、1on1ミーティングなどで工夫を重ねる。

こっぺぱん式 ”聴く力と質問力の鍛え方”

ようにしています。
とにかく素直が大事です。


🥖最後までお読みいただきありがとうございます🥖

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