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am, are, is...なぜ活用する、英語の動詞⁈
Hi,
How are you doing?
こんにちは!
英語インストラクターの澤田彩花です。
(私の自己紹介はこちら)
前回、英語のレッスン中に生徒さんから
「なんで英語って、主語によって動詞変えることにしちゃったんでしょうね?」
とご質問いただいた、という話をしました。
「be動詞の原型がbeなら、全部 I be, you beって言っちゃえば楽なのに。三単現のSも。面倒臭くないですか?」
と。
ところで私はいつも、自分が疑問にも思っていなかったことに疑問を抱ける人に出会うと感動します。
みんながもう「当たり前」って思っている前提を、きちんと一度疑ってみる。
これってすごい能力です。
さて、英語の動詞に話を戻しましょう。
私がもうすっかり「当たり前」と思い込んでいた動詞の活用ですが、
(例:I am Japanese
You are Japanese
I read a book
She reads a book. など)
調べてみたところ、ちゃんと経緯があるようです。
どうやら昔の英語は、他のヨーロッパ言語同様、主語によって動詞がそれぞれ活用していたらしいのです。
ちなみに今でも主語によって動詞が活用するフランス語がこちら。
「行く aller」の活用
私 je vais (I go)
あなた tu vas (You go)
彼 il va (He goes)
私たち nous allons (We go)
あなたたち vous allez (You(複数) go)
彼ら ils vont (They go)
ひゃー。
原形「aller」なのに、なんで一発目の「vais」とか、どこから出てきたのでしょう…
一見不便そうですが、主語が省略されたり主語を聞き取れなかった場合にも、動詞のカタチから「誰の話かな?」が推測できる、という利便性もあるとのことです。
「…vais」
「ん?誰が行くって?…"vais"ってことは主語はJe(私)だ!」
昔の英語もこんな感じで、主語によって動詞がそれぞれの活用していたそうです。
時の流れと共に簡略化され、今の状態に至る、というのが主説のようでした。
将来いつの日か、be動詞の活用も三単現のSもなくなる日は来るのでしょうか?(笑)
他のヨーロッパ言語に比べたら、英語はシンプルです。
難しく考えすぎず、シンプルなものはシンプルに捉えましょう。
ちなみにそんな話を書いたのが、私の
『使って覚える!世界一シンプルな英語のルール』です。
はい、宣伝でした🙇🏻♀️
ヨーロッパ言語では、動詞が活用することで、主語が省略されていても推測できる、という話がありましたが
現時点での英語は、基本的に主語は必ず文中に存在します。
ここで、今回の英語学習ワンポイントです。
☆英語学習ワンポイント☆
基本的に英語の文には
必ず主語がある。
「あーお腹すいた!」(私)
「お腹すいた?」(あなた)
と、日本語では主語を言わないことがすごーく多いですが
「I am hungry!」
「Are you hungry?」
と、英語では毎回主語を言うので、忘れないようにしましょう。
それではまた次回!
See you soon〜