真夜中は別の顔
原本は「another side of midnight」
言わずと知れたシドニィシェルダンの名作だ。この続きが「明け方の夢」だ。
随分昔に読んだのだが、あれは未だに名作だと思う。日本語版を読んでから英語版を読んだ。そうすると英語も頭に入って一石二鳥。英語版でも情景が浮かんでくるようになった。
父親に売られた娘が、その美貌を武器にのし上がる話だ。
のし上がるのだけど、最後には…って書いたらだめだよね?
女のさがが見事に描かれていた。
とにかくスケールの大きさと計算し尽くされたストーリー。調査力。あれ程面白く、何度も読んだ本はなかった。
それからしばらくは彼の本をほとんど読んだ気がする。真夜中は別の顔を超える本は出なかったが、それでも読む本全てが読むのが止まらないほど面白かった。
今はもうどの本も読んだら寝てしまう歳になってしまった笑
非常に残念だ。