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強制わいせつ罪という軽すぎる刑罰。

自分の泣きわめく声が
今も時々
頭の中で鳴り続ける

誰もいない、街頭もない駐車場
離れた所にパチンコ屋の明かりが見える程度

声を出さなきゃ
それに気づいた私は
全力で叫んだ

何度も
何度も
何度も叫んだ

あっけなく
口を塞がれ
声は消された

気づけば地面に押し倒されていた。

それでも叫んだ。
喉から血がでるんじゃないかってほど。
やっぱり口は塞がれた。

やみくもに暴れるしかなかった。





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