見出し画像

言い方が悪い、聞き方も悪い

今日は、『言いかえ図鑑』と、『人は聞き方が9割』を読みました。

まずは、『言いかえ図鑑』。
ほんの一文字の違いで、受け取られ方は真逆になってしまう。日本語の恐ろしさを実感できます。

そして、自分がいかによけいな一言を選んでいたのか、大いに反省です。
良かれと思って長年使っていた事実に打ちのめされます。
以下、アウトな自分の口癖。

  • 大雑把にひとくくりにする「大変ですね」

  • なんでも聞いて

  • 「よろしくお願いします。」の乱用

  • これは絶対にいいから

  • お互い様ですからね

  • バタバタしていて

  • だから言ったでしょ

  • なるほど

などなど、もう全部がアウト!と言っても過言ではありません。
そりゃ人生うまくいかないよ。いくわけがない。

否定もなんでもまとめる言葉も今後は禁止。
ネガティブな意味に受け止められる言葉にしない。
具体的な内容を添える。
過剰にへりくだらない。

まだまだ改善点を書き出したいですが、この調子で行くと本文丸写しになってしまうので、気になる方は本屋さんに行ってご確認ください。

これは、義務教育に組み込んで、高校からの受験内容にも入れるべきです。
社会人になってからも定期的に試験するべきです。
これを叩き込めば、楽に生きられる人は増える。
ちょっとの違いなの。
ちょっとの言葉選びや、視点の切り替え。
その選択を正しくしていれば、無駄な争いは生まなれない。
やりとりの間違いで悲しむ人も激減する。

そんなことを思ってしまう一冊でした。

次に読んだ『人は聞き方が9割』。
『言いかえ図鑑』と伝えたいことは同じ系列なので、推奨事項や禁止事項ともに共通していました。

やはり否定は禁止。これに尽きます。

『人が聞き方が9割』では、『聞く』って話す人の前にただ黙っているだけじゃないのは、当然なのですが、その奥にある感情まで聞くという意識があるかないかでは、大違いということを教えてもらいました。

「話聞いてない!」

と言われて、目の前で聞いていたのに、なんで?と思う原因は、言葉だけ聞き流してたから。
「どうしてその話をしているんだろう?」
という、もっと奥まで気にかけて話を聞く。
まずはそこから。

それができていない人は、確かに多いなと思います。
もちろん自分もできていない。
だから、質問は?と聞かれてもすぐに出てこない。

前々から、どうしてすぐに質問が出てこないのだろう、と自分でも不思議に思っていたのですが、聞き方の深入り方が全然浅かったから、何も出てこなかったという事実に気づき、自分の中で腑に落ちました。

そのくせ、人の話の腰を折りがち。
自分、全くもってダメ人間です。
もう半年以上ROMってリアクションしてろです。

いやー、日本語って、本当に難しいですね。
人生もうじき50年。
正しい日本語が使えるようになるのは、いつになるのやら……

この二冊は、シェアラウンジで読みましたが、購入を考えてもいいかもしれません。本当に自分の色々なところに効く本でした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集