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腰痛になりたくなければ腹筋するな!!

このタイトルを見て、あなたは

「えっ!?タイトル間違い?逆じゃないの?」

と思ったかもしれませんが、


間違いではありません!!


これは昨日の記事の続きなんでまだ読んでない人は読んでから戻ってきてくれると嬉しいです。

話は戻りますが、そうなんです。

残念ながら腹筋は腰痛の原因になります。


「でも腰痛になると、先生やリハビリで

『腹筋を付けなさい』

と言われるんですが・・・」


はい、言われるのはもちろん知っています。

ですが、それは半分ホントで半分ウソです。


なんでかと言いますと、

腹筋には4種類有るのですが、身体の表面から順に

腹直筋

外斜筋

内斜筋

腹横筋

の4層構造になっています。


で、腰痛予防に効果があるのは

1番奥に有る

「腹横筋」

なんです。

腹横筋はお腹の奥の筋肉で

天然のコルセット

の様に腰を守ってくれています。

(決して本物のコルセットの様に、カチカチに固まっている訳ではありません。)どうすると良い


ですが、普通の腹筋運動で付くのは

「腹直筋」

です。

そして、腹直筋のような表面の筋肉ばかり付けてしまうと、

表面の筋肉に頼り過ぎて奥の

「インナーマッスル」

が使えなくなります。


これは前回の記事の

「4、インナーマッスルが使えなくなる」

にも繋がる話なんですが

この場合は表面の「腹直筋」に頼り過ぎて、肝心の腰痛予防に役に立つ

インナーマッスル「腹横筋」が全く使われなくなるのです。


「ではどうすれば良いの!?」


はい、それは腹直筋に頼り過ぎない様にしないといけないんです。

そうすると、表面の筋肉だけでは動けないので

(本来そうなんですが)

奥の筋肉を使う様になっていきます。

つまり極力、腹直筋に力を入れさせないようにしないといけないんです。


という事は腹筋運動は腹直筋を一生懸命使う様にトレーニングする事になるので、逆効果という事になります。


そして、インナーマッスルの観点からだけでは無く、

緊張するところに身体の重心は寄って行くので、

お腹の前に重心が行き過ぎるとどうなるか?


腰が潰れるんです。


そうすると潰れた腰は圧迫されるので、これまた腰痛の原因になってしまいます。


という事で、インナーマッスル、重心、腰の圧迫と

色々な角度からも

腹筋運動は腰痛になり易くなる

という残念な事になってしまいます。


では次回は最後の

「5、内蔵の働きが悪くなる」

を説明したいと思います!


楽しみですね♪






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