
がんばりーや 〜不登校だった僕の話〜
「がんばりーや」
母は不登校の頃いつも応援してくれていた。
思い返すと
母から「学校に行って欲しい」って
思ってたのかもしれないけど、
言葉も行動もほとんど感じなかった。
僕は勝手に自分に期待して
学校へ行けず落ち込んでいた。
中学2年で引っ越し転校して
初日に学校に行った。
僕は行けるだろうって思ってた。
母は「学校に行く」って言う僕に
驚いてたみたい。
「合わないんちゃうかなって」って
心で思いながらも応援してくれた。
次の日は学校に行けなかった。
でも、母はいつも通りでいてくれた。
僕は行けなかった事が 悔しくて悔しくて
泣きまくった。
応援と期待は違うと思う。
期待は「思ってたんと違うやないか」って
怒りや悲しみを伴うけど
応援は違う。
どんな結果になろうが、
関係ない。
良くやったな~、頑張ったな~。
そんな感じ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふくのり、がんばりーや」
今年のお正月
大人になった今も母は
僕を応援してくれている。
なんに頑張ればいいかわからんけど
嬉しいし恥ずかしいわ。
そんな母も歳をとり
あと何回会えるのか・・・
そう考えると寂しくなる。
いいなと思ったら応援しよう!
