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不登校だった僕の夏休み

僕は不登校だった。

中学一年生に1学期に学校に行けなくなった。

毎日学校に行こう、でも行けない

学校にみんな行っているのに僕だけ行けない

なんで行けないの?

何度も頭の中で同じ思考が往復を繰り返している。

何もしてないはずなのに

もうくたくただった。

そういえば、この間読んだ本で

TVのディレクターが取材で富士の樹海を一人で

キャンプをして、何もしてないのに

夜の怖さで数日で4キロも痩せたと書いてあった。

それだけ精神疲労は体を蝕んでいる。

僕も疲労で心に余裕もなくなっていった。

そんな毎日が夏休みになると一変する

行きたくても 学校が休みで行けない。

行かなくていい。

心の鎖がジャリーンと地面に落ちたいった。

体も軽くなった。

はたから見たら僕は、

変わらない日常を過ごして

に見えるかもしれないが、

生きている僕には全然違った。

他のみんなはプールや海や旅行に行き夏休みを

楽しんでいるだろうけど。

心の鎖が取れただけで十分!

羨ましいなんて思わなかった。



#夏の1コマ

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ふくのり@元不登校
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