小学校卒業50周年記念 スペイン 2人旅 1日目
出発間際まで心配な台風
小学校の同窓生のYちゃんとは小学校高学年が同じクラスで、二人共中学受験をするので同じ学習塾に通っていた。中学から8年間学校は違ったが二人共バスと電車で通学、家も近いのでよく一緒に通い、遊んだ。ここ10年ぐらいは帰国の度にプチ同窓会等も開いてくれ、lineで時々話す53年の仲。
まず長年に渡り夢だったというスペイン旅行について相談を受けた。今まで海外はツアーでしか旅したことがなく、巡礼道の個人ツアーを調べ、これはどうかと聞かれてその料金にびっくり。一人で来て一緒に旅することを勧めた。
初めての1人長時間フライトで乗り継ぎなど心配していたので、少し高くても飛行時間が短く、日本語が使え、座席が少し大きいJAL便で、トランジットの移動は、お店を見ながら簡単にできるヘルシンキの乗り換えをお薦め。
座席はツーリストだが、彼女の持っているクレジットカードで、無料で各空港ラウンジが利用できるそうで、それもすばらしいし、youtubeで長時間飛行や空港乗り継ぎについても学習したそうだ。
何十回も日本とスペインを往復した、ツアー旅行をしたことがない私には、想像できない不安があるのだろう。
最終的に17日間の私との旅に彼女はチャレンジすることにした。彼女に何をしたいか希望を聞いたら、タパスを食べたい、私の暮らしを見てみたい、という簡単なお題。そうは言っても遠路はるばる来るのだから、感動の旅にしなければ、とまずはアルハンブラ宮殿のチケットを予約。グラナダはタパスで有名な地。一泊してゆっくり楽しむことにして、後はゆるりと決めていきましょう、という事になった。
出発前数日間はノロノロした台風が日本列島横断中、強風は飛行機の敵だし、線状降水帯とは集中豪雨の事をこう呼ぶそうだが、これもあちこちで起きてきて、さぁ大変。天気予報は見る度に違う予報で、本当に予定の便に乗れるのだろうかと二人で心配した。
スペインには台風やハリケーンは来ない。従ってこちらの友人達には私の心配が理解できない。
早朝、無事に羽田到着。青空の写真が送られてきた。ホッ。いよいよ来られそうだ。ラウンジの朝食を楽しんでいる様子。
無事に離陸し、予定通りヘルシンキ到着。googleで便名を入れると、飛行機の状況が分かって便利。マラガにはほぼ予定通りの翌日24:25到着。空港に着いてからlineのメッセージも届く。ヨシヨシ。
しかししばらく待ったのに、私が事前に指示したマラガの空港でシェンゲン協定国以外から来た人用の通関のある荷物のベルトコンベアには荷物が出てこなくて、念の為普通のベルトコンベアに行ってもらうとありました、スーツケース。ヤレヤレ。
無事に再会して、私の車で家まで移動。彼女は興奮気味で、道中色んなことを聞いていた。取り敢えず今日明日はうちの大家さんのゲストルームに泊まるので、部屋に案内。私の家も見て、就寝。映画を4本見て、あまり寝ないで来たそうで、ゆっくり眠れそうだという。長いフライトお疲れさまでした。
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