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人間に同じ過ちを繰り返させないマメルリハ

我が家のマメルリハ・シャルは最近、朝に起床した時の水と餌換えのお世話をしてくれる母に対し、以前と異なった作業の順番をきっちり指定してくるようになったという。


もう餌のお預け状態にはしない!

シャルの生意気さに拍車がかかっているなと思い、その時の詳しい状況を聞いたら以下の通りだった。

①まず鳥籠に設置する餌入れの餌を交換する
②次にもう一度ビニールカバーをかける
③夜間に水入れに落とした落とし物を掃除&消毒
シャルによる鳥籠の清潔を保つ工夫

上記の通り、最初に防寒用ビニールカバーと遮光カバーを外された後の作業の順番が重要で、この通りにならないとかなりピーピーうるさいらしい。

母が言うには①を徹底させ始めたのは、昨年の餌入れ取り付け忘れ以来との事。見えるのに餌が食べられず、シャルが高いプライドを捨てて訴えた時のことだ。

これで食いっぱぐれを防がせられているらしい。理由がコレなら仕方ない気もしないでもない。

そして母が③の作業をしに行っている間、冬は鳥籠が寒いので一度ビニールカバーをかけさせて防寒対策をしているのだ(②)。

・・・快適な生活のために頭使っているな・・・
そしてその要求をシャルが伝えたのも、母が理解したのも相変わらず凄いな・・・

もう痛いのは二度とごめんだ!

思えばシャルが大好きな人間のぱぱ(弟)が、シャルの爪切りで誤って出血させた後、ぱぱのことを大好きなことは変わらなくても、頑なに爪切りはさせなかった。

まあ、たしかにシャルにしてみれば今度は大丈夫という確信の持ちようがない。人だって痛い目に何度も遭いたくはない。

小鳥の知恵

でも身体が小さく大きな生き物に対して弱い小鳥が、確実に生き抜くために備わった知恵とも言える。稲生家で飼い鳥しているシャルだって、快適な生活のためにいままでずっと試行錯誤してやってきた。そんな時に垣間見せる賢さゆえに鳥が嫌いにもかかわらず、私はnoteにシャルのことを書き続けてそろそろ3年になるところだ。

そのため、シャルが母に指定した朝の世話の順番について、経緯や理由を考えるとさすがに鳥嫌いでただの同居人の私でも「そうなってもしょうがないかもな」と思ってしまった。

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稲生瀬鴉(いのうせあ)
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