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何歳になっても留守番はイヤなマメルリハ

我が家のマメルリハ・シャルが大嫌いな留守番。
今年8歳になったものの、やっぱり一羽だけで家に置いて行かれるのは嫌がることもあれば、しぶしぶ協力的な態度を取ることもある。

これまでのシャルの留守番ネタの一部↓

もうシャルの留守番ネタは書き尽くした気でいたが、またちょっとした留守番ネタが生じたのでお伝えしたい。


哀願と拒絶

12月17日の昼過ぎ。
私と母はそれぞれ用事があり、目的地が近かったので一緒に出かける事になっていた。人間たちが二人とも外出の支度をしている事に早々に勘づいていた放鳥中のシャルは、仮眠室となっているバードバスの中で丸くなっていた。

足の付け根に人間の指を押し当てられて指に乗ってしまい、鳥籠に戻されるのを防ぐためである。シャルなりのささやかな留守番への抵抗である。

でも結局私に鳥籠に戻されてしまったシャル。
そして時と場合によっては「ふてくされた態度」「絶望と悲しみの目」「哀れを誘う顔つき」など色んなパターンで母のみならず、動物嫌いで鳥嫌いの同居人の私にまで、なぜか後ろめたい気持ちにさせようとしてくる。恐ろしい。

出かける前の戸締りをしていたら、シャルが私の方を鳥籠からじっと見ていた。何か要求があるらしい、と感じた私はシャルに近づいた。すると、シャルは体勢を変えて私にすがるような視線を向けた。シャルが普段絶対しない目だった。そしてそのまままっすぐこちらを見つめたり、ちょっと視線を外したりした。

シャルの視線は私と画面に何も映ってないテレビを交互に見ているようだった。「せめてテレビをつけて行って・・お願い・・・」てこと!?

とりあえずシャルの好きなアニメを連続再生して出かけることになった。母が設定を終えてシャルに話しかけると、シャルは今度は母に背とお尻を向けた。背中で「フン💢!」と言っていた。
たぶんこっちが本音である。

出発前から小さなマメルリハ一羽との間に色々起きた・・・

あって当然のおみやげ

この日の母の用事は実はペットショップだった。昨年私が代理でおつかいに行って二度と行かない!と誓った店である。

ここで新しい餌、麻の実、私が先日誤って捨ててしまった鳥用アスレチックのはしご(シャルがごみ箱探検後、外に出やすくするためにごみ箱内に設置されていたのを私が知らずにゴミに出した)を母が購入した。

母が言うには一羽でシャルを留守番させても、シャルのために物資の調達に行ったと分かるとシャルは機嫌を直すと言う。私が仕事の日に母が一人で買い物に行った時、留守番でふてくされていたシャルに買ってきた好物の豆苗を見せたらそのような反応だったそうだ。

帰宅した時、シャルは無言だった。
母が思いがけず早く帰って来た時は鳴くそうだが、この場合は留守番が長くて怒っている。帰って来た人間たちの顔を見るとピーピーギャーギャー鳴いて文句を言い始めた。連続再生にしたはずのアニメもなぜか再生が止まっていた。

そんなシャルに買って来た餌やはしごを見せたが、機嫌が直る様子はない。そして母がシャルを鳥籠から出してやると、買って来たものを所定の場所に配置するよう指示を始めた・・・・か、可愛げがなさすぎる!私はそんなものシャルに求めてないけどあまりに生意気な態度では?!

過去に稲生家にいたマメルリハたちのおかげで、こんなシャルみたいなマメルリハばかりじゃないと知ってはいる。だがこんな主張の強い個体(シャル)もいる。飼い始めたペットの性格なんて、ある程度一緒にいないと分からないと思うが、後からペットがこんな性格だと分かってもみんな可愛がっているのだろうか・・・いや、可愛くて全て許せてしまうのか。

やむを得ず同居している鳥嫌いにはちょっとよくわからない。同居歴7年だけど腑に落ちない!

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稲生瀬鴉(いのうせあ)
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