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バードバスを仮眠室として使うマメルリハ
今年の夏にバードバスを買ったものの、我が家のマメルリハ・シャルはその中で水浴びをしない、そういえば他の我が家にいたことのあるマメルリハたちもそうだった、という話を投稿した。
そして冬になり、シャルの鳥籠および鳥用アスレチックがある実質的シャルのテリトリー・出窓が、あまり日が入らなくなって寒いので、母がバードバスを使って一計を案じた。
シャルは出窓で過ごすのが好きだが、あんまり寒いとお腹がゆるくなってしまう。籠外活動(=放鳥)中も、出窓の隅で昼寝をよくするので、少しでも寒くないようバードバスで仮眠室を作ったのだった。
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撮影に気付いて起きた。起こしてごめんよ。
バードバス内に小動物用のケアペーパーとやらを敷き詰め、シャルの大切な麻の実ケースを入れるとシャルは仮眠室になったバードバスに興味を示すようになった。ただ警戒心はあったので、最初の内はすぐに入らない。少しずつ近づいて、夏に水が張られていた時にバードバスの入口で涼んでいた位置にとまるだけだった。
慣れてくると次第に中に入ってみるようになり、籠外活動中はここでよく寝るようになった。この中の方がちょっと暖かいと気付いたらしい。
こうして母の目論見通り、シャルは籠外活動中に暖を取れる場所を確保してくれ、お腹が緩くなる回数を減らせそうな見込みになってきた。さすがずっとシャルの面倒を見ている母。
すでにビニールカバー、鳥籠の近くに設置された人間用の暖房(鳥籠も暖かくなる)が稼働しているが、鳥籠には有効でも鳥用アスレチック含む出窓は寒いままだったので、冬場のシャルの体調管理が課題になっていたのだ。
ここまでお読みいただいた方の中には、「そもそも小鳥用のヒーターは設置しないのか」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、その点を補足したい。我が家にも一応あるにはあるが、困ったことにそもそもシャルが昔から小鳥用ヒーターが嫌いなのだ。詳しくは2年前の以下記事にて。
以下のような暖かいベッドもかつて用意したが、絶対入りたがらない。無理やり入れてみたこともあるが、全力で脱出しようとされ、人間の手もシャルの心も傷ついて終わった。
寒さが苦手なのに一般的な暖かくする設備が嫌いだなんてやっかいなマメルリハだ……そんなワガママシャルのためにバードバスをちょっと暖かい仮眠室にしようなんて、鳥嫌いの私には今生では思いつかないことだ。母のような人が面倒を見ていなかったら、シャルはもっとお腹をこわしてしまって具合が悪くなっていたかもしれない。
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