見出し画像

間違って呼ばれた名前には反応しないマメルリハインコ

2年以上前の投稿内容だが、母は相変わらず私と弟と我が家のマメルリハ・シャルを呼び間違える。

我々二人と一羽は母の中で食べ物(餌)を与えてそれぞれの性質に合った養育と教育をした対象であることに変わりないからである。

動物も鳥も嫌いなのにやむを得ず同居している私としては、仕方ないとわかりつつも非常に不満である。そこで先週から母が私を呼ぶつもりで「シャル」と言ってしまった時はシャルのまねをすることにした。大人げないことは重々承知しているが、家庭内の悪ふざけと思っていただければ。

母:シャル!(本当は「瀬鴉!」と言いたかった)
私:ピー!

またある時は

母:ねえシャル?
  (本当は「ねえ瀬鴉?」と言いたかった)
私:ピピピピッ?

母に対するちょっとした報復のつもりだったが、これをしていたら二つ気付いたことがある。一つはとても悲しいことに一日に1回はこのようなやり取りが起きていること。母に最早人として扱われなくなった娘であると自覚するに至る。

それはさておき、もう一つはシャルも母の呼び間違いをきちんと分かっている可能性があることだ。上記のように母が呼んだのが実質私である場合、シャルは完全に無反応である。

シャルは母の友人に名前の呼ばれ待ちをしているマメルリハなので、少なくとも自分を示す言葉が「シャル」だと知っている。そして母や私が本当にシャルに名前を呼び掛けても、返事するかどうかはシャル自身の気分次第なところもある。放っておいてほしい時は返事せず、かまってもらいたい時や用事がある時はちゃんと返事をする。

そしてシャルは人間たちの話に絶妙な間、トーン、鳴き方をして入ってくることもあるので、そのあたりと同様の判断力で「お母さんが今呼んだのは自分ではない」とわかっているかもしれない。

そういえば、以前鳥用アスレチックにいたシャルに「シャル」と母が呼びかけるつもりで弟の名前を呼んでしまったことがあった。シャルはアスレチックから母を見上げて「え?」という目をしていたことがあったな・・・

シャルも何年も間違えられているので、すでに心得てしまったのかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!

稲生瀬鴉(いのうせあ)
最後までお読みいただきありがとうございました!チップをいただけるとnoteのための時間を作れるため、マメルリハの記事に画像が増えて、琅琊榜の記事の更新頻度が上がります。よろしくお願いします。

この記事が参加している募集