看病より疲れるバードシッター再び
以前母がワクチン接種後の発熱をして、看病と家事そして我が家のマメルリハ・シャルの世話をした話を書いた。
この度母の7回目のワクチン接種で、再度同様の事態になった。4回目の時ほどの高熱ではなかったが、母は身体の節々が痛くてあまり動けないと言うので、私はどうしても外せない仕事を済ませて、午後には早退して帰宅した。
残りの家事やら母のサポートをして遅い昼食を取っていると「ピピッ」とシャルが鳴き出した。いつもなら既に籠外活動(放鳥)をしているのに、午後になっても鳥籠から出してもらえなかったからだ。昼食前から鳴いていた気もするが、それどころではなくちゃんと鳴き声を認識したのはその時だった。
シャルに「昼ごはん食べ終わったら出すから!」と催促されるたびに言いながら昼食を終え、私は鳥籠からシャルを出して片付けを始めた。すると台所までシャルが飛んで来て頭に飛び乗って来た。
寝室から母が「一緒にいて自分を見ていてほしいのよ」と言った。既にシャルは、母には頼れないことを察しており、要求の類をする相手を私にシフトしていたのだ。
母が眠ったので、シャルの鳥籠や鳥用アスレチックがあるリビングのソファで私は自分の用事をし始めた。シャルはずっと私の手か膝の上にいてまったく降りてくれない。何度か鳥用アスレチックへ帰そうとしたが、Uターンして戻って来る有様。う、うざい💢
こんなにシャルにベタベタされることは普段ならありえない。鳥好きだったらこれは至福の時なんだろうなーと思いつつ、2時間近くそのような私は苦行に耐え続けた。
夕方になるとシャルはビタミン剤の要求を始めた。でもタイミングが早すぎた上、私はちょうどその時別の事をしていて手が離せないでいた。結局鳴きやまないので、ビタミン剤を鳥籠に取り付けてやると自分で鳥籠に帰って行った。
その後私がシャルの近くから離れている時に、少し回復した母がリビングに来ると、シャルは母に文句を言っていたらしい。叫ぶような鳴き方ではなかったので私には聞こえなかったが、何かを言いつけるようにピピピピピピピピ母に向かって言っていたそうだ。
あんなにかまってやったのに・・・!
首筋や頭も撫でさせられ、手や膝の上でシャルが毛繕いするので、白い粉だらけになったのも耐えたのに!
それを母から聞いた私は「シャル💢!」とシャルのいる方に向かって不満の意を表した。その時のシャルの様子は母の目に「フン!」という態度に映っていたそうだ。鳥嫌いにしてはこんなに頑張った、と私は思っているんだけどな。
シャルが母ほどよくわかってくれないまでも、私が自分を害することはしないと分かっているのが余計腹立たしい。この生意気さすら可愛いと思うのが普通なんだろうな・・
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