鳥籠を清潔に保ち始めた？マメルリハ

我が家のマメルリハ・シャルは以前から自分の鳥籠のそうじについて、世話係である母にいろいろ注文をつけている生意気な鳥である。約2カ月前にもそんなシャルの態度について以下のような内容を投稿した。

シャル自身がそうじをしてほしいタイミングで母にそうじをするようせがむのだが、今回はそのタイミングが前回のそうじからいつもより空いた上に、母が言うにはそれでも鳥籠があまり汚れている方ではなかったという。

不自然にきれいな鳥籠

鳥籠が汚くなる原因は主にシャル自身の「落とし物」、抜け落ちた羽根、シード類の餌の殻などだ。換羽が終わったため、抜けた羽根は当然少ないが、「落とし物」がものすごーく減った。どこへ行った「落とし物」。シャルだって生き物である以上、「落とし物」は落とすものだ。

思い起こせば、前回のそうじから1週間経過しても「不気味なほど鳥籠がきれいだ」と母に言われて私も見てみたら、たしかに餌の殻が少しと「落とし物」が鳥籠の端の方に数個だけだったことがあった。その後その状況から少しずつそうじが必要な状態になっていったものの、普段ほどの汚れ方ではなかったそうだ。

もしや、鳥籠をきれいにしておこうとしている・・・・・？

マメルリハインコが自分の鳥籠を清潔にしておこうなんて、いやそんな〜と思ったが、そういえばシャルの母親鳥は卵を温めている時期に巣箱が汚れないように丸一日分の落とし物を巣箱の外でしていたな・・・・それを巣箱ではなく鳥籠レベルでやっているとか？

鳥籠を汚さない工夫？

さて、ではシャルはどうやって鳥籠内に「落とし物」を残さないようにしているかというと、どうやら次に2つの方法を取っているようだった。

【①日中は籠外活動（放鳥）中にする】
シャルの鳥籠と鳥用アスレチックがある出窓の上で「落とし物」をしていることが増えた。ポイントは鳥用アスレチック内でもなく、すぐ拭けて跡が残りにくいフローリングのようなコーティングがしてある出窓そのものの上でするところ。しかも、その場所でシャルが遊んでいて、おもちゃやシャルの足に「落とし物」がつかないように、時として母を呼びに行き、「落とし物」の始末をさせることも幾度か！（母が麻の実で調教した模様）

【②就寝中は水入れの上に乗るようにする】
もともとシャルが寝る鳥籠内の定位置は、飲み水がある場所の真上だったので、その飲み水が入っている水入れのカバーに「落とし物」がのっていたり、その周辺に落ちていることが多かった。ところが最近は、ほぼその場所に溜まっており、的を外しても水の中。水入れは絶対毎朝消毒して水を替えてもらえるし、寝る前に母に毎日準備させているビタミン剤入りの水が、寝る場所のすぐ近くにあって別に飲み水を確保しているから下の水入れに落ちても問題ないというわけだ。先日の朝は、水中に6個も「落とし物」があった・・・

偶然で片付けるには鳥籠がきれいな状態が長すぎる。母としてもそうじの手間が減るし、鳥嫌いの私としてはシャル起因の汚れを見る機会が減って歓迎したい状況ではある。

シャルが清潔な鳥籠空間に配慮するようになったのか、今後も観察を続けていきたい。