幸せになってほしい二人を観るのが好きかもしれないマメルリハ
我が家のマメルリハ・シャルは、テレビで気晴らしをしている時間が、先週は普段より長くなってしまっていた。涼しくなったり暑くなったりを繰り返す気温差で私も母も体調を崩しがちで、誰もシャルにちゃんとかまってやれなかったからだ。
通常インコによくないテレビ観賞をシャルがするようになった経緯等↓
観たくなったらいつでも観られるように
人間たちにかまってもらうことを早々に諦めた先週のシャルは、代わりにテレビがついていなかったらつけてもらえるまで鳴いたり、気に入る番組に変えてもらえるまで鳴いたりして指示していた(ありがたいけどちょっと生意気)。
そこで、シャルが適当に好みそうなカラフルな映像の番組を放送しているチャンネルにしてみるが、チャンネルを回しても適当な映像の番組が見つからない時もある。そんな時はシャルが過去に好んでいたアニメーション『薬屋のひとりごと』ををサブスクで自動再生させていた。24話あるので助かる。
そんな感じでテレビに注文をつけているシャルも、テレビをずっと見ているわけではない。鳥籠内で毛繕いをしたり、餌を食べたり、籠外活動中はお気に入りの場所で遊んだり、寝ていたりもする。
これらはいつも通りだが、母にかまってほしい時にいつも通りかまってもらえないと分かっているので、代わりにテレビをいつでも見たい時に見られるようにしていてほしかったらしい。
アニメの恋愛要素
そんなシャルの様子を時々見ていたら、シャルがテレビをしっかり見始めるタイミングはある程度決まっていた。先ほどの『薬屋のひとりごと』では主人公の猫猫(マオマオ・後宮で働く薬師)と任氏(じんし・後宮で権力のある宦官ということになっている男性)の間にこれから恋愛に発展する要素のあるシーンである。
任氏が猫猫にちょっかいを出している(男の子が好きな女の子に嫌がらせしちゃうようなやつ)シーンとか、第12話で任氏が猫猫の唇に触れるシーンとか、第24話で任氏が足の傷が開いた猫猫を抱きかかえたあたりとか・・・この物語の人間のファンも比較的好むシーンだ。先週つぶやいた時のシャルの画像はたしか12話のシーンだった。
画像は食い入るように観ていたところを撮られていると気づき、一瞬こちらを見た後テレビに視線を戻したところである。
良いところで邪魔してごめんて笑
実は恋愛モノ好き?
すっかり忘れていたが、昨年シャルが男女の機微が分かっているかのように絶妙なタイミングでくちばしを挟んで来たことについてまさかと思いつつ書いたことがあった。
母が言うにはこの後も、その時々に母が観ていた中国ドラマや韓国ドラマで、視聴者が応援したくなったり見守ったりしたくなったりする男女カップルの良いシーンになるとシャルが真剣に観ていたことがたびたびあったらしい・・・
良いなと思っているのかな・・ていうか本当に分かって真剣に恋愛模様を見ているのか・・・?
ちなみにシャルは孵化してから9か月程は両親と暮らしていたが、その後は一羽飼いのマメルリハなので、人間の基準において、決して良い恋の経験はしていない。
ほうきだけじゃなく、一時期は麻の実ケースを想い人(物)にしていた節すらある。鳥嫌いの私がいたたまれない気持ちにさせられる。どうか来世で素敵な恋をしてほしい。
来年放送予定の『薬屋のひとりごと』の続きで猫猫と任氏のその後の成り行きをシャルが観て、また同じような行動をしたらここで報告しよう。
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