紹興酒おじさんの晩酌17 『近所の町中華で紹興酒と白酒。からの、鬼ごっこ。』
昨夜は家族で、美味しいと評判の近所の町中華へ繰り出しました。
いやぁ・・・もっと早く来ればよかった!
町中華のビールってなんでこんなに神々しいのでしょうか
餃子、小籠包、鶏肉とカシューナッツの炒め、トマ玉、拉麺・・・いろいろ食べられて楽しい!しかも美味しい!
あ、紹興酒の銘柄を聞き忘れました。
輝いてる。輝いちゃってるなぁ(拝)
すっきりしていて飲みやすい紹興酒でした。
白酒もありましたよ!当然、注文。
銘柄は「五粮醇」。五粮液の大衆版とでもいいましょうか。最初はまろやか、後味に白酒特有の土臭さが広がります。
シメにラーメンをお願いしたのですが、この破壊力が一番すごかった・・・野菜や肉がてんこもり。麺もたっぷり。
ウウマーーーーー!!
お腹たっぷり。酔いもたっぷり。心も幸せたっぷり。ちょっとフラフラ。
帰り、息子(7歳)は、そんな僕のタプタプふらふらな状態なんて関係ないもので「タッチー!」といって走って逃げます。
そう、鬼ごっこの始まりです。
それは、1日の終わりの始まりでもありました。20時ぐらいに息絶えたらしいです(記憶なし
まぁ、最高な休日でした。
このお店は、ご夫婦で切り盛りされていて、中国人?台湾人?次回、いろいろ話してみます。リピ確!
さて今夜はお店へ。頑張ろう!
今日の紹興酒の豆知識
『紹興酒(黄酒)の六味』
紹興酒(黄酒)は、6つの味がほどよく合わさって成り立ちます。その6味とは次の通りです。
①甜(あまみ)
②渋(しぶみ)
③辣(からみ)
④苦(にがみ)
⑤鮮(うまみ)
⑥酸(さんみ)
これらを意識しながら飲むと、その紹興酒の特徴が掴みやすくなります。
紹興酒が好きな方って敢えて若い年数を選ぶ方がいらっしゃいます。それは紹興酒の特徴「しぶみ」「にがみ」「さんみ」あたりがしっかり感じられるもの、というのが僕なりの分析です。
逆に、初めて飲む方は、「あまみ」「うまみ」がしっかり感じられるものがいいですね。
紹興酒を「20年だからまろやか」「3年だからマズい」と年数で括ってしまうと面白くない。
3歳の子だって面白い。39歳の人だって面白い。74歳のおじいちゃんだって面白い。人と同じです。個性。
紹興酒にも銘柄がありますし、その酒ごとの個性があります。僕も売り手としてそういう個性を掴んであげたいなと思っています。