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アキマさんのシリコンファズをベースでも使いやすくしよう
以前に作成したアキマさんのシリコンファズ。
ギターに直結(重要)すると、とてもカラッとして温かみもあって歪みからクリーンまで大変に使いやすいファズでありました。
こちらの本に記載されている、トーンベンダーライクなシリコンファズとなります。
こちらもギターマガジンなどと同じく、kindle unlimitedに登録しておくと無料で閲覧可能です。おススメ。
さておき、唯一の使いにくいところはベースで使うとローが足らなくなるところ。
ギターもベースも弾くマンとしてはどちらも使えると大変重宝するのです。
回路を見てみると、最後の方にハイパスフィルターが形成されています。
これもカラッとしたサウンドの秘密。
ここには0.0047ufという容量のコンデンサーがあり、計算してみると677Hzあたりでハイパスフィルターが効くようになっています。ギターではちょうど良いものの、ベースだとミッド以下がなくなってしまいますね。
このコンデンサー容量を増やしていくと、カットオフ周波数が下がっていく仕組みなので、計算したり試してみたりします。
0.01ufを並列に取り付けると合計容量は0.0147ufになり、カットオフ周波数は216Hzまで下がります。コンデンサーは並列に接続すると合計値が容量になるのです。
ベースを繋いでみるとちょっとだけロー感が少ないような気もします。ガツっとしたミッドは出てるので、ベースアンプによってはこれでも良いかも。
さらに0.01ufを並列に足すと合計0.0247ufというヘンテコな数値になり、カットオフ周波数は128Hzまで下がります。
ベースを繋いでみると、良い感じのローが出つつ、いつもカットしてしまう最低域が無い!というちょうど良い塩梅になりました。
さらにさらに、もう一つ0.01ufのコンデンサを足すと0.0347uF、カットオフ周波数は90Hzまで下がります。
これはちょっとモゴモゴしてるかも。まあアンプによるか。
とはいえこれも良い。お好みで。
結局0.0247uFにして蓋を閉じました。
ベースでも良い感じなのですが、ベース用設定でギターのボリュームを絞った時のクリーンもキラキラして良かったのです。星降る夜にを弾きたくなるような、アコギに持ち替えたくなるような。
そして、このコンデンサーをトグルスイッチでオンオフできるようにして、いつでも切り替えできるようにします。
ギターモードで、ギターのボリューム全開も気持ちええねん。
こんな感じ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1708220552864-feoPYLV51F.jpg?width=1200)
追加したコンデンサーは緑色の四角いやつとその左の茶色いディスクのやつ。容量はどちらも0.01uf
funk ojisanの知恵袋コメントにて、セラミックとフィルムを敢えて混ぜて並列使用のサウンドもイイゾを元にこうしてみました。
比較はしてない、、だがそこも良い!
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