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持ち運び可能な「立位水平ローイングマシン」の制作方法(案)

こんな感じのものを作りたい。

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ジムにわざわざ行ってこの種目↓ばかりやるのが面倒臭いので、自宅に作ってしまいたいのである。

動画のマシン(テクノジムのデュアルアジャスタブルプーリー)は、静滑車ではなく動滑車なので、ハンドルを引くのに必要な力が少なくなる&動かす距離が長くなってしまう。また、ジムなので他の人との兼ね合いも出てきてしまう。あまり長く占領はできない。やはり家に一台欲しい。


つくりが単純で、大失敗することも無さそうだから、先に大ざっぱな設計を公開しておく。

今週中には実際に制作し終わり、レビュー記事をアップできるはずだ。


以下、作るのに必要なものを挙げていく。


必要なもの

①滑車を固定する場所

懸垂台、パワーラックなど。ドアジムでもよい。ウェイトスタックが地面と垂直方向に上下できるだけのスペースは確保しておく。ズレたり壊れたりすることのないように工夫すること


②滑車(固定式、ベアリング入り)

今回はスリーエッチの「DB50」を利用。耐荷重125kg、ベアリング入り、鉄製。4000円弱。Amazonやモノタロウで購入できる(ホームセンターにこのタイプが置いてあるとは限らない)

参考:DB50の寸法図(引用元)

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③滑車固定用の器具

直径Φ6.5mmの長めのボルトx2、ナットx2、受ける側の金属板、固定度を上げるために噛ませるゴム板x2。いずれもホームセンターで購入可能


④ケーブル

通常のウェイトトレーニングマシンに使われるような、ビニール被覆の金属製ワイヤーロープ。ホームセンターに多分置いてある。長すぎると使いづらいし、短すぎるとウェイトを地面を下ろせなくなるので、1.5m程度がベストか。ケーブル端っこに輪っかを作るための金具が必要なら都度購入


⑤カラビナ

金属製x2。ホームセンターで入手可


⑥持ち手(ストレートバー)

並行ハンドルやマググリップも良いなと思っていたが、結局は一番シンプルなストレートバーがベストという結論になった。グリップはシンプルなものにしておいて、体の方で細かい調整をすればよい。

Amazonで探したが、手ごろな値段で良い感じのストレートバー(単品)が見つからなかったので、こういうセット商品に含まれているものを買う方がいいかもしれない。


⑦重り用のプレート

穴の直径に注意。ローディングピンとピッタリ合うものを選ぶ。スポーツショップに行けばたいてい置いてある。


⑧ローディングピン

Kurop プルアップボール パワーボール 懸垂 チンニング グリップ アタッチメント 筋力トレーニング 2個セット(Amazon)

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レビューによると⑦のプレート(アイロテック製)に対応しているとのこと。先ほどのセットの中にも含まれているので、ストレートバーを同時入手するためにも、ローディングピン単品ではなく、↓のセットを買った方がいいかもしれない。


まだ実際に作っていないので、細部に変更が加えられるかもしれないことに注意。


おわりに

おそらく、全部揃えて1万5000円くらいか。

一度家に作ってしまえばいくらでもやり込めるので、費用対効果という点ではかなり良いと思う。初動負荷の旧マシン(ローイング)と同じような作りで、筋トレになると同時に有酸素運動にもなる。

ちなみに、最近はレッグプレスをやっておらず、ローイングばかりやっている。レッグプレスマシンに関して言えば、こちらは自作が非常に難しい。

私の最近の仮説は「走ったり打ったり投げたりする時のメインエンジンは脊柱起立筋群であり、これらの筋群は、レッグプレスよりも立位水平ローイングで鍛える方が良いのではないか?」というものだ。股関節を曲げて鍛えるか、上半身を前に出して鍛えるか…という違いがあるだけである。

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室伏とチャップマンなど世界トップクラスのパワーを持つアスリートの背中の形状や、それほど身体能力に秀でてはいないアスリートたちの背中を見ているうちに、「ハムケツあたりは結局は伝達のための道具に過ぎず、真の主役は脊柱起立筋群では?」という考えは確信に変わりつつある。

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