かにぱんが好き。ほっとするあの味がすき。
物心ついたころから食べていたかにぱん。好きです。
どの場面でとかっていうレベルでの記憶はないけど、なんだかいつもヤマザキのカレーパンと共に私のそばにいてくれた。
中学生にもなると、メロンパンとかクリームパンとか好むパンが徐々にグレードアップしていったから、かにぱんは自然と候補から外れていった。
運動部に入っていた私にとって、口の水分を容赦なく全部持っていくかにぱんは、少しばかり敵に思えたかもしれない。
その後、高校生くらいのときになんとなくかにぱんを食べたとき、「なにこれ、こんな感じだったっけ?なんで食べてたんだろ。」と思い(当時はクリスピークリームドーナツが流行っていた時代。しっとりが正義。)、そこからまたしばらくはかにぱん断ちをしていた。
このときはまだ、かにぱんの真の良さに気づいていなかった。
そこからだいぶ時が経って、2、3年くらい前だったかな。コンビニでパンを買おうとしたときに、一番下の棚に置かれているかにぱんと久しぶりにふと目が合った。
懐かしい思いに包まれ、「また久々に買ってみようかな。」という気持ちになり、購入した。
大人になってから食べるかにぱんは、優しかった。
とてつもなく優しかった。
素朴な甘さと、相変わらず水分を全部持っていく感じがすごく懐かしく、安心感さえ感じた。
例えると、
初恋の相手とまではいかないけど、幼なじみみたいな。なんだかんだ大切な存在なんだなって感じで。
最初、久しぶりすぎてどのパーツから食べたらいいか少し戸惑っている私に、「どっからでもいいよ。そんなこと気にするなよ」と優しく声をかけてくれてるような気がした。その一言がきっかけとなり、それからは自然とあのときの私たちに戻っていった。(かにぱんの擬人化)
その日から私は、定期的にかにぱんを買っている。食べるたびに安心感と幸せを感じさせてくれる。ありがとうと言いたくなる。
好きが高じて、かにぱんのスクイーズまで買ってしまった。
一目惚れ…☺️
突然のクイズです!どっちがホンモノでしょうか?😆
中身はこんな感じ。
めちゃくちゃリアルですよね!ふかふかして、ほんのり甘いバターの香りもします。
そして裏側はこんな感じです。再現度高い…!
ちなみに私は、一番好きなパーツは「目」です!
ごきげんなときは、その一番大好きな目を旦那さんにあげちゃいます。
もっとごきげんなときは、もう片方の目もあげちゃいます♪笑
幼なじみって呼べる人はいないんですけど、私にとっての幼なじみはやっぱりかにぱんですね。
これからもずっと、一番下の棚から見守っていてほしいです。ミニスナックゴールドとともに。