イスタンブールのハイライトとまとめ
日本一時帰国に合わせて行きと帰りの両方で合計7日間のイスタンブール旅行、ハイライト+まとめ記事です。
イスタンブールでジーンズ
5軒目、15着以上試着して買ったジーンズ。イスタンブールのPera (反対側 'opposite shore' の意味、イスタンブールの歴史的地区Fatihから見た言い方)の Istikal cad*にあるMaviというジーンズ屋さんで気に入ったブーツカットのジーンズに自分のサイズの在庫ないことが残念で、南へ歩いて2軒目のMavi、北へ歩いて3軒目のMaviそれでもどこの支店でも在庫切れだった。4軒目Levi's、5軒目のZara(Maviでなくて残念)で決定。Made in Turkeyだったし、クリーム色で持っている服は黒ばっかりにたまにはいいかなと。カットが生地に余裕のあるストレート、ブーツカットよりもセクシーさを求めていないところがむしろ上品だったのと、背後から見てくれている夫がお尻のラインがしわになってないで綺麗と言ってOKをくれたので決めた。結局Zaraという面白くない選択肢で申し訳ないけれどもジーンズショップたくさんあるのでおすすめ(元はkinaさんに聞いたネタ)
*Istikal caddesiはGrand Avenue of Peraとも言われ、Taksim squareからGalata Towerまでつなぐショッピング通り、トラム(路面電車)と許可のある車以外は歩行者天国になっているところがいいところ。道沿いに大使館が並び、よく見ると凝った作りの建築物を楽しめたりする。
イスタンブールでお気に入りレストラン
食いしん坊なので色々挑戦した中ではここが一番美味しかったCuma(クマじゃなくてジュマ)。本当は友人おすすめのAhesteというレストランに行こうと思っていたのだけどAhesteが予約取れず。でも結果としては良かったと思えた、とっても美味しかったので。
Cuma Çukurcuma Cd. 53/A · (0212) 293 20 62
泊まったホテル(ベイオール、チュクルジュマçukurcuma地区)のすぐ近く。
Bib Gourmand(*ミシュラン本の中で、コスパの良いものにベイビータイヤマンにヨダレかけをつけたマークがついている)にセレクトされているレストラン。カフェぽいかと思ったら内装がきちんとしていてちょっと心配したけどスタッフもみんな気さくで居心地が良かった。
イスタンブールで最高峰モスク
アヤソフィア、ブルーモスクの両方とももちろん外せないけれども、一番好きなのが Suleymaniye Camii 。持っているガイドブック「Strolling through Istanbul」には全部で100以上のモスクがリストされているので、数も質もイスタンブールはモスクキャピタル。Suleymaniye Camii はスレイマン1世(=オスマン帝国の最盛期を築いた第10代皇帝スレイマン1世(スレイマン大帝))がパトロンとなって作られたもの、7つの丘の一つ、金角湾を見下ろすなだらかな傾斜の高台に建てられた遠くからでもみえる印象的なそして一番精細な、細密な、最高級モスク。
その頃オスマン帝国は最盛期で資金に問題なしの状態で作られた。(*オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜のTVドラマ を見るとスレイマン1世の感じがよくわかるので1話だけでも見ておくといいかも)
Suleymaniye Camii の建築は1550-1557の7年間。Mimar Sinanはアイデアをアヤソフィアから得たらしく、確かに、立方体の形や大きな中央のドームがアヤソフィアを彷彿とさせるけれども、違いはアヤソフィアに比べるとSuleymaniye Camiiの方が外観や外回りに統一性があるところ。
訪ねたのは雨降りの日。しっとりと濡れた庭の緑とバラ園が綺麗に手入れされていて、それがアヤソフィアやブルーモスクよりも落ち着いた雰囲気を醸し出して、山のお寺に行ったような気持ちになれる。高台からの眺めも爽快。
パワー建築物と呼んでいいと思う、その存在が巨大なパワーの象徴で、訪れるものがみんな「すごいところに行ってきた」と口を揃えて同じ感想を持つだろう、パワースポット。スレイマン大帝のガッツポーズが浮かぶような。
イスタンブールのチャイ
チャイというとインドのスパイスとミルクでぐつぐつ煮たもののイメージだけども、チャイはお茶という意味だから、どんなお茶でも=チャイ。トルコではトルコ産の紅茶でRize産(黒海沿岸)のものがメインらしく、癖がなく飲みやすく、赤茶の色がチューリップ型のグラス茶器で綺麗に映えてそれが何より美味しさを倍増してくれる。
空港で現金ターキッシュリラが余った!と夫が言うので、ここぞとばかりほしかったこのチューリップ型のグラス=ince belliを2個とトルコ産紅茶買った(お安くなっていたし)。
イスタンブールのオレンジ
搾りたてのオレンジジュースが美味しい
ドンドウルマと呼ばれるトルコアイスのオレンジ味(MADOというお店のトルコアイスには天然のサーレップ(Salep)(英語だとマスティックガム)が使われているらしい)が美味しい
分厚い皮そのままオレンジマーマーレード=トルコ語ではPortakal Reçeliが美味しい
イスタンブールでざくろ
イスタンブールでSimit
屋台でどこにでも売ってるリング状でゴマがまぶしてあるトルコベーグル。しかし屋台のものではなく、ぜひ焼き立てを買って食べてほしい。
まとめ
以下、noteに書いたイスタンブールの記事たちを一緒にまとめておきます。(kinaさん、cm+-eさん色々ありがとう!コメント欄もご参考に。)
余談
白人・グレイヘアに髭づらの夫には「どこから来たんだい?」の質問が多く明らかに外人扱いの雰囲気だったのに、私はトルコ語でそのまま話しかけられたり現地人扱いだった。例えば金角湾をフェリーでずっと上り、EyupというところのEyup Sultan Mosqueで人の波にのまれ、女性はあっち、男性はこっちでお祈り中、あなたこっちにいらっしゃいと親切な女性に案内を受けたのは私のみ。モンゴル系の顔だから?
4月後半〜5月中旬、思っていたよりも雨の日が多く寒かった。イメージとしては地中海、ギリシャ、ドライ、カラッと暑い、だったので、帽子もサングラスもほぼ使わず、半袖、サンダルなども使わず。
鼻や目の整形直後と思われるサージカルテープで覆われた顔面そのままの人々を大量に見た、いわゆるダウンタイムを気にしないで、むしろ、自慢気の方々。イスタンブール(トルコ)が安くできる整形大国だとは知らなかった(韓国並?)。
(嫌)喫煙者が多い、歩きタバコ、グラフィティ(落書き)、tatooショップ、猫の匂い、炭焼きの煙、人の数の多さ、呼び込みのお兄さんたち、朽ち行くはちゃめちゃな街並み、エルドアン現首相の巨大顔写真がどこにでもあるところ、アヤソフィアの2階や、Kariye美術館(Chora Church)を何年もクローズされて見れなかったこと、どの銀行ATMも7-10%の手数料、派手でどこかOut-of-fashionのデザイン(両親世代がお土産に買ってくるような小物)、トルココーヒー(粉っぽい!)、わかりづらい交通網、イスタンブールカードの機械。
(好)野良猫・野良犬に餌をやる親切な人々、チャイを飲んでおしゃべりしている人々(老若男女)、食全般(茄子料理、アーティチョークとか)、朝ごはん(ホテル以外で食べる機会はなかったけれども)、おしゃべりな人々、例えば、ホテルの近くでたまたま見つけたSimit屋さん、そこで女性のお客さんが、「あなたどこから来たの?あなたどうやってこのお店知ったの?え?日本人?え?旅行中?私ここのSimit買いに遠くから来るのよ、すごく美味しいし、私日本大好きよ」みたいに長話をしてくるところ、公園、大きな木々、トルコ茶(前術)、Pera Palace Hotel の外観内観(泊まってない)。
(トライしなかったこと)Hamam、Hamam用の素敵なお風呂関連商品たち、美容系(?脱毛)、Bar、アンティークめぐり、イスタンブールの外の他の都市観光。